借金の請求の訴状が簡易裁判所からパート先に届いた場合職場をクビになりますか？ 辞めざるを得ない状況になるのでしょうか？

Question

借金の請求の訴状が簡易裁判所からパート先に届いた場合職場をクビになりますか？
辞めざるを得ない状況になるのでしょうか？

Answer 1

なりません、そんなことで解雇したなら不当解雇となります、それが社会の常識ですから・・・

Answer 2

借金であれば、借用書等に自宅住所を記載していますよね？
であれば、訴状は自宅に届きます。

民事訴訟法第103条にて、「送達は、送達を受けるべき者の住所等においてする。」と定められています。
ただし、法定代理人に対する送達は、本人の営業所又は事務所においてもすることができます。

住所等がわからないとき、または、住所等に送達すると支障があるときは、就業場所に送達することができます。
いきなり、原告の判断で就業場所に送達することはできません。（書記官に住所等に送達するように言われます）

なお、上記条文は意訳ですので、正確な条文は以下を参照ください。

ちなみに、仮に職場に裁判所から書面が特別送達で届いたとして、職場の人は、「なんだろう？」とは思うかもしれませんが、それだけで会社をクビになることは無いと思います。
民事ですから。
解雇する正当な理由とはなりません。

（参考）
＜民事訴訟法＞
（送達場所）
第百三条 送達は、送達を受けるべき者の住所、居所、営業所又は事務所（以下この節において「住所等」という。）においてする。ただし、法定代理人に対する送達は、本人の営業所又は事務所においてもすることができる。
２ 前項に定める場所が知れないとき、又はその場所において送達をするのに支障があるときは、送達は、送達を受けるべき者が雇用、委任その他の法律上の行為に基づき就業する他人の住所等（以下「就業場所」という。）においてすることができる。送達を受けるべき者（次条第一項に規定する者を除く。）が就業場所において送達を受ける旨の申述をしたときも、同様とする。

Answer 3

訴状が勤務先に届く事はありません。なのでクビにはならないです。

Answer 4

何故職場に？
自宅に来るでしょ。