経理業務について 経理を目指している中小の事務職です。 小さな会社なので、営業事務、経理事務、受発注、雑用など何でも（…

Question

経理業務について

経理を目指している中小の事務職です。
小さな会社なので、営業事務、経理事務、受発注、雑用など何でも（専門的な業務以外は）やってます。
経理は社長がやってるのでノータッチ。経理事務（経理補助）は現職で経験していますが、「経理」の仕事がなかなか想像できません。

そもそもどれが経理事務に当てはまるのか、正確に把握できてる自信ありません。

現在の業務で経理事務に当てはまりそうなのが、

・納品書・請求書作成（すべてEXCEL。これが毎月300件ほどある）
・売上伝票の起票（受発注業務）
・原価計算（請求書作成業務に付随）
・取引先から送られた請求書と計算した原価をつきあわせてチェック（何と言えばいい？原価確認とか？そもそも経理事務に入る？）
・売上・売上原価を売上管理ソフトに入力。ソフトで請求書を発行（←これは売上管理に当てはまるんでしょうか？）
・請求書郵送。
・取引先からの請求書に関する問合せ対応

です。この中で経理を目指すにあたって多少なりともアピールできる業務はありますか？

中小と大手では全く違うようですし、正直小さな会社だと経理も総務も区分がないので、経理とは何ぞや分かってない経営者もいるなんて話も…

ネット、経理の求人、簿記資格の勉強などで、「経理」を調べましたが、まだよく理解できていません。
とりあえず日次、月次、年次の決算業務は必須。
それ以上は求人やサイトによって曖昧というかバラバラ。浅く広くでとっ散らかっており、まず取っ掛かりというか、ヒントがほしいです。

まず何から学べばいいのか（簿記3級をとって2級の勉強に取り掛かったところです）
実際はどんな業務なのか。
会社によって経理のやり方は大きく違うものなのか。
どこの会社にいっても共通する業務、ないし通用する経理の能力とは？

中小経理のご経験がある方から具体的なアドバイスをいただければと思い、質問させていただきました。
確実に参考にしてよいサイト、業務のリアルな詳細がきちんと学べるサイト、もしくは参考書などがありましたら、教えて頂けると幸いです。

Answer 1

「経理」業務も会社によって範囲が異なり、全部を取り込むと結構広範囲になります。お書きの業務はどれも「経理」業務で、応募先企業の募集内容により十分にアピールポイントになり得ます。

「どこの会社にいっても共通する業務」は、日次業務と決算業務、くらいです。月次決算をしない会社は意外とあるので。

転職一般に、経験不足があれば他の要素で補うのが良いところ、職種に対する意欲はそのひとつです。2級の学習は経理職に対する意欲をアピールできます。もちろん、合格すればなお良し、です。

上場企業も、規模はピンキリ、経理の業務内容も会社によって結構違います。中堅～やや小規模くらいで補助的業務の人員を欲している会社なら、上場企業でも応募して損はありません。ただ、社歴の浅い上場企業は、仕事に追われるリスク、倒産リスクがあります。

Answer 2

現役で経理部の管理職かつ採用も担当している人間です。
確かに経理業務であることに間違いはないですが、中途採用で取りたいか？と言われると難しいです。
20年とか30年見据えて採用活動できる超大手で一から育てる気概のある部署なら別ですが。
まず最低レベルとして一人で請求書や領収書から仕訳を判断して入力できる。月次決算のスケジュールやファームバンキングを理解して操作できる。
このくらいの業務をメインで担当してきました。って言えるようになってから市場価値が出てくると思います

Answer 3

日商簿記1級取得、短いものも含めると4社で経理業務を行った経験のある者です。

まず挙げている業務は全て経理業務の範疇です。

本は「小さな会社の経理の仕事」みたいな類のものを私も色々読みましたが、実際に業務にあたってみないとなかなかイメージしづらく、ほとんど意味をなさなかったと思っています。

経理業務の大きな流れとしてはこんな感じです。

月次業務として、売上を上げる、請求書等をもとに費用や原価を計上する、細々とした経費精算等の処理を行う
→これが積み重なって月次決算となります。

上記を12ヶ月分合算したものに最後ちょっと修正を加えて、例えば株式の時価評価とか貸倒引当金の算定など要は決算処理ですねこれを行い年次決算をします。
私の勤務先ではここまでやって決算書の元を作って、税金の計算は顧問税理士にまかせています。

会社の規模が大きければ分業制となり、下っ端ですと経費精算や請求書の処理等しか行わず、経理とはなんぞやというところが理解しにくいかもしれません。
また、上場企業ですと、株主へより正確な会社の状況を伝える必要があるので、減損処理だの色々と小さな会社では行わないような複雑な計算を行って仕訳する必要があります。