例に挙げている酵素名で説明すれば、アーゼ(最初のアは子音で変動)は加水分解酵素ですから、-アーゼとつく酵素は多いです。プロテアーゼはタンパク質(プロテイン)を分解する酵素ですから、まさに働きそのままの名称です。 プロテインキナーゼのキナーゼはリン酸化酵素という意味です。タンパク質をリン酸化するのでプロテインキナーゼです。 キナーゼに対してリン酸基を外し酵素は○○ホスファターゼです。混乱しそうなのは同じリン酸化でもキナーゼとホスホリラーゼがあるので、そこは少し注意が必要です。 酸化還元酵素は、酸化を意識すればオキシダーゼ、脱水素の意味のデヒドロゲナーゼ、還元ならレダクターゼで、逆反応もするのでどちらに着目するかで意味が変わってきます。 広げていくとさらに混乱しそうですが、ある程度名称の意味を考えると、わかってくると思います。 解糖系でいけば、 グルコースをリン酸化するので、ヘキソキナーゼ又はグルコキナーゼ グルコース6-リン酸をフルクトース‐6リン酸に変換するので、ホスホグルコースイソメラーゼ(ホスホグルコースはリン酸化したグルコースの意味) フルクトース6‐リン酸にさらにリン酸基をつけるので、ホスホフルクトキナーゼ 次のアルドラーゼはやや難しいですが、アルドースにする酵素です。 このようになんとなくでも酵素がどのような反応をしているかがわかると覚えやすくなると思います。
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