建前から言うと、楽天銀行を会社側が断ることはできません。 まず、給与は通貨で直接払うことが決められています。(労基法第24条) 法律上は現金直接手渡しなんですよ。 振り込みにする場合は、別途労使間での協定が必要になります。 で、その協定なのですが、会社による金融機関の指定は"できません"。 労基法施行規則に「労働者が指定する銀行その他の金融機関に対する労働者の預貯金への振込みによる方法」と言う規定があります。 つまり、どの金融機関を使うかを決めるのは労働者側ということです。 会社ができるのは、せいぜいこの銀行が良いですよと推奨するくらいです。 なのでネット銀行だろうがなんだろうが会社側は指定された金融機関に振り込む必要がありますし、もっというと現金でくれと言われたら拒否することはできません。 とはいうものの、本音の部分ではそうもいっていられない。 振り込みには手数料がかかりますし、あちこちの銀行に分散していると大変ですので、会社側が指定することも多々ありますね。 それに対して、指定するのはおかしいと裁判を起こせば100%勝てるのですけど、そんなことまでする人もいない。 ということで、楽天銀行なら楽天銀行を指定すれば良いと思いますよ。 でも会社によってはこっちにしてくれないか、という話はあるかもしれません。
大丈夫でしょう。銀行なので。
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