回答終了
半自動溶接の試験でMA-Fを受ける予定です。 ステンレスの溶接をあまりした事がないので知識があまりなくわからない事が多いです。普通の鉄の溶接と違うところや気をつけるところ、何層で仕上げるのか、溶接1層目〜最終層の適正電流、電圧等教えて頂きたいです。 よろしくお願いします。
ワイヤーはDW-308を使用しています。
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先ご回答の、第一層目 への注意はそのとおりと思います。 MAーF合格率が低いことを調査した技術ノートが産報出版・溶接技術 に 記されたことがあります。 それによれば、初層溶接で裏当て板と母材との隙間にスラグ巻き込みが 起こりやすく、曲げ試験の割れ起点になる とのことです。 避けるために、後退法を薦めてみえました。 >溶接技術 2015・4月号 時事解説 JIS Z 3821に基づくステンレス鋼 MA-F種継手における裏曲げ試験の 破断事例; 田川哲哉(名古屋大学) ほか なお、 *裏金を外した時、錆が出ていれば外観で一発アウトです。 とご回答されますが、そのような外観審査項目はありませんが・・・・ そもそも、どうやったら外観審査の場で裏金を外せますか? 余談です。 或る受験者は、あまりに不合格が続くのが嫌になり、当てナシのMNーFで 合格しました。が、MAーF資格でないので、施法法の解釈が難しいですね。
長年MA-Fを更新している者です。 まず、ステンレスの試験で大事なのは絶対に錆を出さないこと。 裏金を外した時、錆が出ていれば外観で一発アウトです。 試験場のトーチは鉄にまみれているので、 ノズル、チップ、オリフィスは新しいものを持って行って交換しましよう。 ワイヤーも忘れずに持って行って交換しましょう。 次に、本体の設定をステンレスフラックスコアード(メーカーによります ダイヘン=有、パナソニック=無)にすること(部品交換に気を取られて忘れがち)。 練習すると分かると思いますが、ステンは鉄に比べて歪みが大きいです。 逆歪みを余分に取りましょう。 溶接は通常3層で仕上げます。溶接自体は鉄と同じです。 ルート面は0、ルート間隔は4ミリ(溶接棒4ミリ持って行ってます) でやっています。 1層目:ステンレスは電流が低いとスラグが上がらず、母材と裏金の間で 巻き込みを起こし、割れの原因となるので 少し高めの220、230位でやっています。 電圧は一元の設定で25,26位かな。 2層目:少し落として200、210位で。 鉄と同じく開先が少し残るくらいで走りましょう。 3層目:200位で。アンダーカットを残さぬよう、 きっちり開先を見てウィービングしましょう。 あと、ステンレスのワーヤーブラシを使用しましょう。 健闘を祈ります。
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