解決済み
商工会の職員です。 まず、商工会と商工会議所の違いを一番分かりやすく示してあるのは、全国商工会連合会のホームページの表だと思います。 https://www.shokokai.or.jp/?page_id=208 その上で、ご質問の商工会連合会と商工会議所の違いについてご説明します。 商工会議所は都市部、商工会は平成の大合併前の町村部に立地していることが多いです。(平成の大合併前から「市」であっても、商工会の所も多いので、それだけで分かれているわけではありません。例えば東京都の三鷹市や西東京市、兵庫県の芦屋市も商工会地域です。) 商工会連合会は、その商工会を各都道府県単位で取りまとめている組織で、採用は商工会連合会単位で行っているところがほとんどだと思います。なので、商工会間での異動もあります。 一方で、商工会議所は商工会よりも独立性が高く、各地域の商工会議所は全国組織である日本商工会議所に直接連なっている印象です。都道府県単位での商工会議所連合会というのもあるのですが、商工会連合会のように人事の一元化などは行っていないので、異動等もありません。 会議所と商工会の業務的には、共通する部分がかなりあります。税務、労務、金融の指導をはじめ、売上UPや販路開拓んど経営相談、行政の中小企業支援策の普及・活用推進などは同じです。私のような経営指導員と呼ばれる職員で、一緒に研修を受けたりすることもあります。 強いて違いを述べるなら、商工会の方が代表者1人や家族経営の小さい企業を対象としたサービスが多く、商工会議所は従業員がある程度いる事業所向けのサービス(特に輸出入など)が多い傾向にあるということです。
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