旅行添乗員を希望する場合であって、主任として活躍したいのであれば、旅行業法の規定により旅程管理主任者(総合)の資格が必要となります。観光庁登録講習機関に於ける 旅程管理研修修了+実務研修で資格を得る事が出来ますが、旅程管理研修が原則旅行業者又は添乗員派遣会社に雇用され、又は雇用される予定がある者に限定されている為、受講条件が難しくなっています。(世の中には原則外の研修機関もありますが、原則現に旅行業に関わっている者か既に就業が決まっている者になります。) 誰でも取得可能な資格としては、総合旅行業務取扱管理者があり、国家試験に合格すれば誰でも取得する事が出来ます。 約款や法令、運賃計算は暗記物ですが、旅行地理は何処が出題されるか解らない為世界遺産や人気観光地等を万遍なく学習する必要がある為に合格率が悪くなっています。 手配のみのランドオペレータであれば、旅行サービス手配業務取扱管理者の研修受講(修了考査有)のみで資格を得る事が出来ます。(実務研修ナシ、旅行業務取扱管理者に包含される) 旅行業務取扱管理者と旅程管理主任者の資格は別々の資格として存在する為、幅広い海外旅行業務に従事したい場合には、総合旅行業務取扱管理者(主催旅行の企画募集や手配旅行の企画が出来る)+旅程管理主任(添乗員の主任を務める)が必要です。 旅行業務取扱管理者試験対策として通信教育や通学形式の講義等多数存在し、参考書も沢山出ている為選択の余地は多くあります。 旅程管理研修は座学研修は廉価に実施している事業者もありますが、実務研修が実際に海外へ出掛けて、主催旅行の一連の流れを経験する必要がある為、旅賃含めて高額になります。)
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