コロナ禍があって以来、無駄な付き合いや馴れ合いの慣習がずいぶん見直されました。今まで当たり前に存在していたものが、改めて必要かどうかと考える良い機会でもありました。 うちもそうで、コロナ禍の前は忘年会・新年会・送別会・歓迎会などは「特別な用事がなければ参加が前提」や「常識的に参加したほうがいい」「業務外の時間でふだんはなかなかコミュニケーションをとれない人ともお互いに触れあえるチャンス」と、こんな調子。”行きたくない”や”行かない”という人は、人間的にどこかおかしい扱い(変わり者、普通の会話や人づきあいができない社会人失格者)でした。 お子さんが受験生とか、乳幼児がいて出られない人に対しては何も言われないけど、そういう理由もなく不参加の人は、飲み会で「なんであの人は来ないんだろう」「〇〇さんてそういうところがダメだよね、こないだもさー」という感じで、たいがいなネタになり悪口を言われまくり。それを目の当たりにするから、ますます「行かないとこんな風に知らないところで言われるんだ」とドン引き。”自分はこんなふうに悪口を言われたくない”という恐怖心から、ますます無理してでも参加する人が増えるというスパイラル。 これがコロナ禍前のスタンダードでした。 ところが、コロナが蔓延して飲食店や会食がずいぶん問題視されましたよね?「黙食」なる造語もできるくらいで、この3年間はパタリと飲み会が途絶えました。飲み会で中心になって騒いでいたような面々は不平不満でしたが、それ以外の社員は内心ホッ。無駄に時間もお金も使うこともなく済み、会社から公に「飲み会等を禁じる」令まで出て内心ガッツポーズの人は多かったと思います。面倒な そして在宅ワークという新たな体制もできて、ますます余計な関わりが減り。 現在。うちは自然に飲み会はなくなりました。今年の忘年会も「ない」と7月の時点で既に決まっています。みんな「社会人として当たり前の付き合い」と言いつつも本音は嫌で嫌で仕方がなかったんだと思います。でも、出ない人がいると「ずるい」「自分だって出たくないけど出ているのに」という感情もあって、陰湿に責める意地の悪い人が多かっただけじゃないかな? 本当にみんなが社会人として当たり前の付き合いと心の底から思っていたら、もう復活していると思うんですよね。 言葉は悪いけど、コロナ禍でこれ幸いと渡りに船とばかりに消えた習慣です。 海外では、業務時間外に個人を拘束するのはナンセンスだし異常という考え方なので、日本独自の悪習慣だったかもしれません。昭和時代は根性とか激務に耐えてこそ仕事が出来る人という間違った認識も多かったですしね。昭和時代の遺物が無くなり良かったです。 ただ、本当に職場で仲がよい人同士や、付き合のあるお客さんとの飲み会は大いに結構だと思います。強制力のある飲み会が今までは問題だったので。 今は「え?まだ飲み会なんてやってるの?古いなあ」という感覚に世の中が変わりつつありますね。
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今は、強制するものではありせんので、御参加出来る方は御参加下さい。 というスタイルです。 アルハラだなんだ言われるリスクを考えると自由参加にしたほうがお互い楽ですからね。 ただ、上司からの誘いを断る時は、相手も人間ですので報復評価にはお気を付け下さい。
出たくない気持ちは分かります。 頻繁にある飲み会なら全て積極的に参加する必要は無いです、でもある程度事前に日程が出ているのなら、そのうちの1回くらいは出ておいた方が良いかなと思いますよ。
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