スポット溶接でメッシュとアルミメッキ鋼鈑を溶接しています。 電極が新品（研磨後）の物ですと、溶接した後、ナゲットに貼り…

Question

スポット溶接でメッシュとアルミメッキ鋼鈑を溶接しています。
電極が新品（研磨後）の物ですと、溶接した後、ナゲットに貼り付いてしまいます。ナゲットの色も通常の物よりも銅電極の色が移ってしまいます。
そのため、新品（研磨後）の場合は生産前に空打ちとテストピースで20打点くらい通電を行っております。
そうすると、貼り付きが起こらなくなるのと、ナゲットの色が通常の銀色に戻ります。
空打ちをしなくても良いようにしたいのですが、何が原因なのかわかりません。
ご教示頂けましたら幸いです。

Answer 1

空打ちで電極表面に酸化皮膜が付くと、僅かに電流値が落ちるので貼り付き難くなってくるのだろうと考えます。

現在、
・設定電圧，設定電流が大き過ぎる
・設定保持時間が長すぎる
・設定押しつけ圧が高過ぎる
などだと思われます。
少しずつ条件設定を変えて様子を観察しましょう。
生産しながらなので大変でしょうが、条件出ししないとずっとそのままです。

現状、スパッタが飛んだりしていませんか？

コンデンサ式の溶接機なら、電圧を少し落としてみるなどから試行を始めましょう。

Answer 2

磨いてあると表面が柔らかいからだと思う。
防止の方法は知らない。