土木の造成工事 現場監督をしています。

Question

土木の造成工事 現場監督をしています。2023年６月いっぱいで、今の職場を退職する事になり、月末まで後少しという所で、擁壁というコンクリートの壁を新しく作り終わったものを再度測量してみたところ、最大で4センチ５ミリ隣地に越境していました。
測量する際は、ズレがないか、色々な方法で確認してからポイントを出していたので、こんなにズレているとは思いもせず、頭が真っ白です。
高さ2.5メートル、距離51メートルあるのですが、ほとんどが越境してしまっていて、もう一度解体してから作り直すしかない状況です。
僕のポイントが間違っていたのか、施工業者がポイントとは違う所で墨出しをしてしまったのか、どこでどう間違ったかがわからない状況ですが、監督している私の責任だと思います。
上司への報告もしなければいけないのですが、解体して作り直しだと、500万程の損失を出してしまうので、どの様に伝えればいいか頭が真っ白で考えられません。
上司の上にいる方々は、売上のことに本当にうるさい人達で、今月末までにいくら利益出せとか、お金の事でことある度に怒られます。
それと同時に、退職寸前でこんな事になってしまって申し訳ない気持ちで心が押しつぶされそうです。
なにか、アドバイスなどありましたら、ぜひ教えて下さい。
よろしくお願いします！

補足

今日、改めて擁壁を見てみたら、擁壁が傾いていたことと、本来ならば５センチ逃げる所を、逃げ0でやっていた事がわかりました。
僕がもっと確認等やれてればこんな事にはならなかったのかなと、また凹んでおります。
アドバイス下さった方々、ありがとうございました！

Answer 1

それは大変でしたね。かかえ込まないで、正直に上司の方に相談するのが良いと思います。経験上、構造物は、現場打ちにしろ、二次製品にしろ、境界から5ｃｍ離して設置と、先輩から教わってきました。というのも、今、目の前にある境界杭、境界プレートも、ほんとかどうかわからないので、余裕を見るべきとのこと。距離間隔がある境界杭などは、間に曲線の出入りがあるかもです。
現場監督＝施工管理者は、純粋な測量屋ではないので、ほんと気を付けたいところです。
実際には、有名住宅メーカーの下請をやり、土間の解体などを境界杭の間でやりました。その後、外構屋が新しく土間を打ちましたが、数㎝越境してて、結局その出っ張っている部分を はつりました。
質問者様のように擁壁だと、背面の荷重に耐えられることを要求されると思います。土木の設計コンサルに相談することをおすすめします。
大変な思いでしょうが、ここはプライドを置いて、相談しまくってください。
（１級土木施工管理技士・宅建士、土木監督歴約３０年、土木工学科卒）

Answer 2

擁壁の傾きが原因であれば越境とはまた別の重過失と考えますので他の回答にもある通り早めに上司に報告しましょう。
安定計算上許容内の傾きであることが立証されれば、地表面での隣地越境はもっと少ないでしょうからまずは報告です。

Answer 3

どう対処するかは上が判断すべき事ですね。
それが上の仕事ですので。
高さ2.5で距離50でその金額で済む辺り流石だなとは思いますが、立場上流石に辛いですよね。

世の中こういうミスをした時に全部他人が悪いと思う人も普通にいるので、自分の性格を上手い感じに調整してみてください。

Answer 4

責任感を持って仕事をするのは良いけれど、500万もの損失をあなたが直接被れますか？

そうでないなら、直に早く報告すること。

私は測量業者ですが、同じように越境した案件に当たったことがあります。

道路側に越境すること幅は5.6センチ。当然撤収、再構築、墨だし等の測量のやり直しです。

元請けの営業担当者に頭を下げられ、現場の人間が分からないため再測量した上で墨出しまで行いました。

原因解明及び責任の追求について

小規模、零細企業ならそのまま信頼を失ない過度の損失を生む。

こうなる原因については、現場管理者が測量業者との打ち合わせなどを軽視し、手腕も能力もなしに独力で施工しようとしてしまうこと。（測量業者は変な工事をされるよりかは、頼まれれば現地立ち会い等は無償でもやりますよ。）

施工業者は測量機器などに熟知しておらず、座標管理や墨出しの方法も良く分からない。当然ながら後から埋設したという境界標識は機械で見て埋設していないため全く合いませんでした。

これに該当してしまうと思うのなら、早く辞めたほうが良い。あなたの信頼性の問題もあるが、心苦しいどころの話ではない。会社には信頼喪失と直接的な費用負担の問題がある。

悪いんだけど、そういう会社対しに損失を生むのは、自分で辞める以前に解雇だし、職歴にも経歴にもなりません。迷惑だし要らないよ。