解決済み
CSR(企業の社会的責任)について近年CSRということばをよく見かけるようになりました。 企業のホームページなどに行くと、沿革や採用などと並んで、必ずと言っていいほどCSRというものがあります。 どんなものなのか、自分で調べはしましたが、 国際協調をはじめ、企業の社会貢献が求められているというこという、何となくしか分かっていません。 そこで質問なんですが、CSRの考え方というのは、 どうしても労働組合などといった言葉を連想してしまうのですが、 実際のところ、CSRというのは左の要素というのはあるのでしょうか。
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企業にはステークホルダーという利害関係者が必ず存在します。これまでは株主、取引先、社員などが代表的なステークホルダーと看做されて来ましたが、近年は社会全体やその企業が関わる地域も重要なステークホルダーと位置づけられるようになっています。 企業活動を行なうには社会や地域に対する一定の説明責任があり、そういった責任を果たせない会社、もっと平たく言えば、社会に害を及ぼしたり、不正を働いたり、地域社会への貢献などを軽視する会社は、社会的な信用、信任を得られず、結局のところどこかで躓いてしまうという過去への反省から起こってきた考え方だと思います。 また企業が活動を維持するには、環境問題や格差問題などグローバルな課題との関わりを避けては通れず、社会の持続可能な成長(sustainable growth)なくして企業の成長もなく、地球全体、社会全体の健全な発展に企業側としても寄与すべきであるという理念が徐々にスタンダード化しつつあることも、背景にあります。 即ちCSR活動というのは主に自由主義経済下での企業活動のあり方を再構築し、長期的な視野に立った調和の取れた成長や発展を続けられる会社かどうかを見定める上での一つの指標なのです。だからそこにはイデオロギー的な背景はなく、左とか右とかいう色はありません。無論労働のあり方に関わるような社会的責任や社会貢献というのもCSR活動の中に含まれる場合はありますが、それと労働組合運動を直接的に結びつけるものはなく、あくまで企業(経営)側から見た活動理念、行動規範だと思ってください。 私も専門家ではないので本当に正しく理解し易い説明は出来ないのですが、会社の中で行なわれているCSR活動に多少関わった経験から、出来うる範囲でお答えしてみました。
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