40歳から日本語教師を取得することは無謀なことでしょうか？ 仕事ないでしょうか？

Question

40歳から日本語教師を取得することは無謀なことでしょうか？
仕事ないでしょうか？

Answer 1

現役日本語教師です。
まず結論としては無謀です。取得する目的や質問者さんの現在の状況が書かれていませんので、４０歳独身という設定での一般論として回答します。

１．海外の場合
地域にもよりますが20代～30代限定という募集が多いです。
大学で日本語教師をやる場合、言語学、や文学として日本語の修士以上、最低でも学士や教員免許取得済みを指定する国も少なくありません。
東南アジアあたりでは雇用条件がもっとゆるいところもありますが、給料はゆるゆる。タイの場合、専任講師で約10万円というのが多数派です。
お金よりやりがいを重視するので大丈夫です、という人もいらっしゃいます。しかし日本の住民票を抜く覚悟でないとやりがいであってもやっていけません。 住民票を抜かない限りは国民年金、住民税、国保などの支払いも約10万円の月給で賄っていくことになります。

２.オンラインチューターの場合
これも年齢制限があります。中国系のオンラインプラットフォーム運営会社は40代以上は原則採用しません。また多言語オンラインチューターなどでは、若い人が人気であり、40代以上の人は英語がCEFR C以上でなければ生徒集めに苦労します。これ一本でやっていくことは不可能です。

３．国内の場合
こちらについては経験がないので、はっきりしたことは言えません。ただし言えることは正社員（専任講師）は給料が安い、非常勤はこれ一本では食っていけなさそうとう印象です。

Answer 2

大卒じゃなければ、ビザが下りないので、あなたが大卒という前提でお話しします。

あるかないかで聞かれたらあります。
国内なら、非常勤（週に２コマ３コマ）かボランティア（給料０）
海外なら、東南アジアで募集しています

何か始めるときには、リスクを考えてください。
１負うべきリスク
２負ってもいいリスク
３負ってはいけないリスク

１の負うべきリスクですが、日本語教師の養成講座に通います。期間は１年で費用は６０万円です。さらにビザの取得費用（病院の健康診断等）、現地までの飛行機代。これは日本語教師になるのに必ず必要なものです。

２の負ってもいいリスクですが、海外で働いた場合、現地採用になります。当然現地の給与水準になります。ベトナム当たりだと月の給料が７万円くらいです。もちろん社会保険なんかないから、自分で国民年金１万６千円を払い続けます。

３ですが、この業界、悪いうわさもたくさん聞きます。契約では月給で飛行機のチケットも支給してくれるはずだったのに、いきなりコマ数いくらのアルバイト扱いにされた。経営者が夜逃げして、ある日急に学校が閉鎖されているなどなど。
私の知り合いも、東南アジアのとある国に正社員として行ったのですが、ほどなくして、コロナが発生。生徒数が減ったため、月給からコマ数いくらに一方的に変更させられたそうです。そして、ある朝学校に行ったら、学校は閉鎖されていたそうです。彼女はいざという時のために残しておいた日本円を両替し、チケットを買って日本に帰って来ました。「６０万使って、養成講座にかよってこんな結果なら、行かなければよかった」と彼女は泣きながら話してくれました。

Answer 3

大学院まで進んで日本語の研究をされている方なら仕事はあります。

けれど、それ以外は仕事はないですね。

日本語教師に興味をお持ちということですが、申し訳ないんですけど止めた方がいいです。

現実を話すと日本語教師って日本国内はもちろんのこと海外でも需要なんてないですよ。

「欧州や北アメリカ、オセアニア地域へ移住して日本語教師として働いてみたい！」なんて夢を抱いている人も多いようですが、現地での日本語の需要が少なく、現地在住の無償のボランティアなら活動できる程度です。

その理由は簡単です。経済力、物価、所得水準ともに日本と同等かそれ以上の欧州・北米・オセアニア地域の人達には、日本語は役立つ言語ではないので学習するメリットがないからです。

じゃあ日本国内はどうかと言うと、地方の公民館などで主催される貧しい国から来た外国人相手に日本語を教えるボランティア程度の仕事ならあります。けれどそれじゃ生活できませんよね。

日本語教育能力検定試験と言っても結局は民間資格にすぎず、取得しても役に立たないです。

国家資格化されるなんて言われてますけど、全く別物の資格ができるだけであって、民間資格は無資格者扱いです。

率直に申し上げてほとんどが詐欺みたいな資格商法です。

つまり、受講料目的でやってる日本語学校がほとんどです。特に悪質なのが日本語教師養成講座420時間コースです。

これに関しては、「消費者を惑わす勧誘が多い」ということで消費者センターも警鐘を鳴らしています。つまり、騙すような手口で受講生を勧誘しているんです。

調べれば調べるだけ闇が見えてくる業界です。余計なおせっかいかもしれませんが、足を踏み入れない方がいいですよ。

↓こちらに詳細な情報が記されています。
https://moguchan.info/entry189.html

このブログもなかなか核心をついてます。
https://moguchan.info/blog/1710/

現実は現実として受け止めた方がいいですよ。

だいたいこの辺りから被害の実例が載っています。
https://moguchan.info/entry189.html#i7

Answer 4

上司の奥様は、その位で資格を取り中国に渡りました。
その後、離婚しましたが。

日本だと、怪し目の専門程度しかないと思います。
需要と供給のバランスすを考えれば、わかるはずです。
給与もたかが知れていますし、何よりこの手の専門なんて不法滞在者の温床です。
そう言うと批判的な人も多いですが、専門なんて銭儲けのためにやっているのですから、何でもありです。

それ以前に、資格取得の通信教育の宣伝に踊っていませんか。