部首は、漢和字典・漢字字典によっては、編纂者が検索の便を考慮して、もとの部首(康煕字典)から移動や統合を行っている場合があります。 また、例えば、泉、海、泰は、全て「水部」に所属する漢字なのですが、 部首を細分し、 __泉:水(みず) __海:氵(さんずい) __泰:氺(したみず) として、それぞれを部首として扱っている辞典もあります。 要は、部首問は「~による。」といった前提条件がないと成立しません。 このようなことから、漢検は、部首問の採点基準として以下を明示しています。 部首は、『漢検要覧 2~10級対応』(公益財団法人 日本漢字能力検定協会発行)収録の「部首一覧表と部首別の常用漢字」による。 この漢検要覧を見ますと、肉部の漢字は、「肉(にく)」と「月(にくづき)」に細分し、それぞれに所属する漢字を次のとおり示しています。漢字は、例で絞って示しています。 _肉(にく)__: 肉、腐、肯、肖 など _月(にくづき): 肢、肌、脇、膳 など 「肯」は、「月」を部品としていますが、漢検ルールでは、部首は「肉(にく)」になります。「月(にくづき)」は「月」が偏の位置にきたときだけの呼称です。 ついでにお節介ですが、「にくづき」と「つきへん(月部)」の見分け方ですが、「つきへん」の漢字は、常用漢字では次の2つだけです。形では、見分けがつきませんので、漢字を覚えてください。 __服、 朕 服、朕以外は、偏の位置に月がきた場合は、「にくづき」に所属する漢字になります。但し例外もあり、漢検ではよく出題されています。 _勝→力、 謄→言、 騰→馬 「漢検要覧」の「部首一覧表と部首別の常用漢字」は、うまく整理してあり、小遣いに余裕があるのであれば、投資するのもありです。 漢検HP/採点基準 https://www.kanken.or.jp/kanken/outline/degree/rating.html 画像は漢検要覧の、「部首別の常用漢字」の見本です。
そのあたりは、採点基準や、採点者の判断次第でしょう。
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