特養と地域包括を経験し(半年ほどですが) 病院のMSWとなります。 介護福祉士と社会福祉士を所持しています。 最近、福…

Question

特養と地域包括を経験し(半年ほどですが)
病院のMSWとなります。
介護福祉士と社会福祉士を所持しています。

最近、福祉に嫌気が差してきました。

善意があること前提の分野であること。専門職のため専門性が求められるが
そのくせその専門性は曖昧なものばかり。
どこの現場も職場も前時代的な考えが多く
時代錯誤も甚だしい状況。

福祉業界に従事されている方々は
どのようにモチベーションを保っていますか？
また、資格についてどのように考えていますか？

Answer 1

社会福祉士です。
善意と言うのは、相手の方に好意を持って接することだと思いますが、私は好意と言うよりは興味を持って接っしています。専門職であっても、クライエントに必ずしも好意を持って接することができるかどうかは分かりません。仕事ですのでクライエントを目の前にした時は、どんな方でもお客様（この表現が適切かどうかわかりませんが。）ですので、親切には接しますが、それは仕事だからです。

専門性が曖昧なのは自分が曖昧なのだと思っています。（これは私の持論で質問者さんがそうだと言っているのではありません）専門性は自分の中で確立していくものなのかなと思っています。
資格は、あくまでも紙であって、それを生かしてこそのものだと思います。ただその資格がなくてはつけない職業もありますし、資格を取るために勉強すると言う事は良いことだと思います。
職場が前時代的と言うのは業界の貴重なのでしょうね。私は福祉系の大学を卒業して以来、福祉の仕事しかしたことがないのですが、この私でも他の業界からしたら、昔臭いんだろうなぁとは感じています。ただ今の私にはそれを変える力がないので、合わなかったらやめる以外ないと思っています。一時期、県社協にいましたが、全く同じことを感じ、早々に退職しました。
幸い、その後の職場は普通なので
勤めていますが、全てが良いとは思っていません。

私が仕事を続けているのは、やはり仕事が楽しいからです。いろいろな悩みを持っていろいろな方がいらっしゃいますが、どんな方が来るのかある意味楽しみです。

最初はわからないことだらけで、ストレスも感じていましたが、ある時から問題が複雑であればあるほど対応するのが楽しみになりました。
ストレスがあった時代の自分を振り返ってみると
①知識がなかった
②適切なアセスメントができなかった
③自分の職域や立ち位置が確立できていなかった
④自分がやるべきでないことできないことを無理にやろうとしていた

以上のことをクリアできたのでスッキリしたのかな？と思います。
①は情報収集に心がけました
②社会福祉士会の基礎研修など受講しました。
③他の職種とよく連携を取ることによって、自分のやるべきことが見えてきました。
④今自分が行わなければいけない支援以外は、他の方に託したり、頼ったりすることができるようになった。
すべて先輩に教えてもらいながらではありました。職場の先輩だけではなく、社会福祉会の先輩などたくさんの人たちと関わることで、クリアできたのだと思います。
専門性を求めて行動し、専門性が見えてきたら楽しくなるのかなと思っています。
その楽しさが、私のモチベーションなのかなと思っています。

Answer 2

お気持ちはよく分かります。
私は、公務員ですけど、パワハラ被害者となって左遷されてから福祉事務所に回されてケースワーカーやってますので、そもそも熱意も意欲もありませんので。
給料貰うためと割り切って働いてはいますが、地域的な問題もあって半ば無法地帯の住民相手にしてる分、消耗も激しいです。通勤時間だって自家用車で片道1時間半超えてますので。
資格についての考え方ですが、私の場合は、上に述べた事情により、公務員を早期退職して独立することを考えて、そのために資格を取ることにしたというのが実際です。
だから、福祉で働くためというよりは、自らのモチベーションを保って退職目指して努力するという感じで考えてます。ということで、社労士と社会福祉士を取りました。
次の段階として、成年後見人やるのと特定社労士になるのを目指して、研修を受けることにしています。他にも退職までにいくつか資格取る予定でいますが。

Answer 3

その気持ち少し分かりますね。

「偽善者的」な。

街を歩いてても、本当にムカつく高齢者がいれば当然ムカつくし、それが実際に「お客さん」となればまたちがう態度を取りながらでも、内心ムカつくし。

そして、資格に関しては、やっぱり私もそうですが、「その資格」がないと出来ない仕事、立場がありますからね。

また、資格は、対〇〇によって変わります。

対専門職同士なのか、対家族や利用者なのか。
また、持っていて当然の資格なのかどうか。

例えば、介護職が、何年も仕事に就いてて、介護福祉士を持っていないなら、私なら「何故取らないのか？」「向上心もないのか？」なんてことを思うと思います。

私もバリアフリーリフォームをしていて、建築士を持っています。
そして、ヘルパーや、福祉用具専門相談員などなど、建築と介護の資格を持ち、仕事をしています。

そうすると、名刺を見れば、利用者さんや、家族から信頼を得やすくなります。（当然、知識やスキルも必要です）

なので、資格は取っていることにまず意義があるし、対専門職同士なら、余計に資格は見られます。

持っていない専門職がどれほど大きいことを言ったって、「取ってから言えよ」となりますから。

Answer 4

MSWとか相談員となると、もっぱら知識の引出をひろげて知恵与えるような業務が多いと思うので、お悩みのような話はあんまり感じないように思うんですけどね。