解決済み
理系生物系学科3年生です。 私自身寄生虫に非常に興味があるため、4年生になったら寄生虫を研究している研究室に行き、そのまま大学院に進んで修士課程で卒業する事を検討しています。そこで質問なのですが、寄生虫の研究室(あるいは寄生虫に限らず、比較的ニッチな生物を研究対象としている研究室)は、植物や、細菌、真菌などのいわゆる王道の研究(生物系学科が一般的に目指すであろう製薬や食品系企業との親和性が高い研究)と比べて、就職が難しくなったりするのでしょうか? そうではなく、研究内容はあまり関係なく、結局各々の実力や実績次第なのでしょうか? 研究室を決める上で、就職を見据えて決めたいと思っているので非常に気になっています。 よろしくお願いします。
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寄生虫というと特殊な生活環に生きる奇妙奇天烈な進化 を遂げた生き物としてとても面白い分野だね。学問的には 感染症の扱いにも近いからやはり獣医学、医学などて幅広 い生物学の背景-臨床的知識含めて-を学んだ奴が多少は 学問的展開としては有利になるかもしれない。 寄生虫単独では無くその宿主との兼ね合いがキモなので宿 主側の動態も十分に理解しておく必要があるからだよ。 と、ここまでは一般論だけど、入室を考えて居る寄生虫関 連研究室が、例えば節足動物を宿主とする寄生虫の研究な どの分野なら院の後に農業関連の試験研究機関、害虫駆除 の農薬会社、或いは水産関連企業の研究部門になど職が得 られる可能性はあるね。一般論だけど。 教官とその様な企業とのコネがものを言うところもあるか ら入室する前に就職実績を探るのが一番、と言うしかない ね。
なるほど:1
あくまで大手の話ですが、製薬は研究内容との親和性が大きく関与します。 創薬研究なら有機合成や結晶化学の採用が多く、評価なら薬物動体や安全性学の採用が多いです。 食品はあまり関係ないですね。 多様なバックグラウンドを求めている企業が多いですし、開発する上で使用するメソッドや専門性も就職してから十分身につくものなので。 ただある程度研究がわかる思考は必要なので学会発表やそこでの受賞歴は欲しいです。 上記までは一般論です。 親和性があっても研究実績が乏しくレベルの低い大学・研究室はなかなか製薬や食品の採用は厳しいです。人気なので。 就職を優先して考えるなら、バリバリ研究実績出している研究室を選ぶのが最善です。 それに比例して就職実績も良いものです。 各研究室の案内や学内のネットワーク、先輩情報でおおよその傾向がわかると思うので、そこで検討するのが確実かと。 母校の話ですが、同じような研究内容でもサントリー、味の素の研究職にバンバン採用される研究室と中小も厳しい研究室がありました。
なるほど:1
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