正社員で働いていた所を辞めて、アルバイトなんて始めたら、どうなってしまうのですか

Question

正社員で働いていた所を辞めて、アルバイトなんて始めたら、どうなってしまうのですか会社の同期、高校の同級生に、入社1ヶ月に満たないうちに辞めた者がいて、やっぱりアルバイトをしているらしいです。

Answer 1

正社員をやめてアルバイトになるとどうなるか？まずはデメリットから。

収入が減ります
ほとんどのアルバイトは、働きづめでも正社員と同じ額のお給料をもらうのは苦しいです。
そして、あまり稼ぎすぎると税金を取られて損をする、これは結構大きな足かせです。
ボーナスもありません。
一年間の所得が、所得税で１０３万円、住民税で１００万円以下。
この限度額内で生活するのは、独立して暮らしている人には相当厳しいものがあります。
何年働いても、大幅に時給がアップすることはありません。

社会的信用を失います
例えば、新しい口座を開くときや、クレジットカードをつくるとき、ローン契約を結ぶとき、
引越しで賃貸を利用するときなど、仕事がアルバイトのみではお断りされることがあります。

弱い立場になります
福利厚生を失いますし、アルバイトはその職場で人件費を減らすことになった場合、
まず一番最初に”切られる”存在です。逆に正社員は最後まで切られる順番はまわってきません。
アルバイト暦は、正式な職歴とみなされません。もしもう一度正社員になりたいと思って、
就職活動をしたとき、空白の期間ができてしまいます。
このご時勢、『フリーター』はイメージのよいものではありません。”誰にでもできる仕事”しかできないので、
スキルを身につけることができないからです。
さらに、30代にさしかかると、求人が激減します。

もちろん、メリットもあります。
働く時間が自由に選べる、勉強などを優先できる、あまり責任の重い仕事をしなくていい、など。
もしも、他に学びたいこと、目指す仕事などがあって、その夢を追うための一時的な手段としてアルバイトを選ぶなら、
それはそれでひとつの選択です。

ですが、正社員は辛いし、特に好きな仕事でもないから、もうバイトでいいや・・・という形で
フリーターになるのは、大げさかもしれませんが『人生の転落の第一歩』ともいえます。