テレビ局のADさんって自分の中のイメージではカメラマン後ろから指示を受けてカンペと言われるものを見せてるようなイメージが…

Question

テレビ局のADさんって自分の中のイメージではカメラマン後ろから指示を受けてカンペと言われるものを見せてるようなイメージがありますテレビADさんは具体的にどんな仕事内容なのですか？わかる方いたら教えて下さい

Answer 1

ADしてます。

ADは主にリサーチや会議準備、撮影同行、スタジオ準備など多くあります。
演者さんの素材集め、局内を動いて許諾回り等です。

写真にある方は私が思うに「カメラアシスタント」かカメラマンに「誰かそこに立ってー」のように言われたADではないでしょうか？
私も言われたことがあります。

他の方の回答に対するものを見ましたが、体力勝負なところも精神力が強くないといけないところもあると思います。実際中途で30代になってからADになり今ディレクターをしている先輩もいます。

Answer 2

業界のものです。
まず細かい話になってしまいますが、写真に映っているのはおそらくADではなくカメラアシスタントです！これはカメラのホワイトバランスをとる作業になります！

話を戻しますが、カンペを出すのは必ずしもADの仕事ではありません。ロケではカンペを出すのはディレクターです。ADはロケ先への連絡や、タレント周りのケアなどスムーズにロケが進むようにさまざまな業務を行います。タレントや技術の弁当を段取りするなんてのも重要な役割です。
スタジオ収録や中継現場では、サブや中継者に座るディレクターから指示を受けADがカンペを出す場合もあります。ただスタジオでもカンペを出すのはディレクターが多いかもしれません。自分が担当するコーナーや、VTRが流れる際はディレクターがカンペを出します。
スタジオ収録でADの仕事はディレクターの補助や小道具の出し入れなどこれも多岐に渡ります。ロケでもスタジオでも、とにかくスムーズに収録が進むようあらゆる業務を行いながら演出を学んでいく感じです。

Answer 3

番組によって大きく異なります。

比較的時間に余裕がある番組の場合は、カンペに何か書いて出しているヒマがありますが、「指示を受けている」のは「カメラマン後ろから」ではなく、「マイク付きヘッドフォン」みたいな「インカム(インターカム)」を通じて、「サブ(副調整室)から」ですね。

生放送の歌番組とかだと、番組がどんどん進んで行きますから、「カンペに何か書いて出すヒマ」とかないです。
インカムを通じて来る指示も「Dが怒鳴り続けているだけ」みたいになることが多い(笑)ですから、あんまり聞いてないことも多いです。(笑)

ドラマの場合は、ADの人数も役割も厳密に決まっています。
ADは基本3人で、チーフ、2nd、3rdです。

チーフはスケジュール管理が主な仕事で、スタジオ収録のときは偉そうにサブにいる人が多いです。(笑)
「Dになる準備中」なので、監督の様子を見ている必要があるのですね。

2ndは「スタジオ収録の進行役」で、まあいわゆる「現場監督」です。

こまごました仕事は3rdに集中するので、3rdが一番重労働です。(笑)
美術の小物の準備をしたり、役者さんを控室に呼びに行ったり（これはAP＝アシスタントプロデューサーがやる現場もあります）、撮影が押したら怒鳴られて謝って見せるのも仕事です。(笑)
いわゆる「カチンコ」を打つのは3rdの仕事なので、素人さんからは「監督の次にエライ人だ」と勘違いされることもありますが、実は一番下っ端です。(笑)

質問者さんがイメージしているのは、「ADが見切れる（カメラの画角の中に入る）ような番組」かなと思いますが、そういう番組はごく一部の「ゆるーい番組」ですね。

実際は、
①ドラマ：ADの人数が少なく、役割り分担もはっきりしているので、責任の所在が明確で、最も厳しい現場だとされる。
②生放送のバラエティー：「体育会系」で、怒鳴られたり蹴られたりすることが多く、別の意味で厳しい現場だとされるが、「責任の所在がはっきりしていない」ので、「我慢大会」的な現場。
③お笑い系、ワイドショー系：上記２つと比べて「ゆるい」現場。上記２つでは「見切れ」はご法度で、始末書ものだが、③ではなあなあで許される。むしろADをカメラで撮ってネタにしたりする。
という感じで、局内でも「序列」があります。