次長検事になるためには、何処の高検検事長を歴任する必要があるのですか?

Question

次長検事になるためには、何処の高検検事長を歴任する必要があるのですか?

Answer 1

次長検事の序列は，その時々によって変わりますが，現状では検事総長→東京高検検事長→大阪高検検事長→名古屋高検検事長→次長検事で，序列は５番目の扱いです。現職の山上次長検事の前職は，高松高検検事長です。

しかし，元笠間検事総長は，東京地検検事正から直接次長検事に就任し，その後，広島高検検事長にになっています。後任の小津元検事総長は，札幌高検検事長→次長検事→東京高検検事長→検事総長。前任の元東京高検検事長は，最高検刑事部長→次長検事屋→東京高検検事長ですから，その時々で違うと言う事です。

Answer 2

検察官は、検事総長、次長検事、検事長、検事及び副検事に区分されます。
このうち、検事総長、次長検事及び検事長は、内閣が任免し天皇が認証することとなっています。
地方検察庁には、検事の中から任命される検事正が置かれています。
次長検事は、最高検察庁に属し検事総長を補佐し検事総長に事故のあるとき、又は検事総長が欠けたときはその職務を行います。
基本的には東京高検検事長が前職です。