簡単に言ってしまえば、外国の軍隊やそれに近い組織(武装勢力や民間軍事警備会社)から雇われて兵士になり、戦争をする職業です。 現在、兵士というものは、通常その国を母国する人が、志願や徴兵により就くものです。コレを傭兵と区別して「正規兵」、「国民兵」と言ったりします。 それに対して、正規兵以外の身分として軍隊等の組織に身をおく場合が傭兵で、その身分、待遇などは正規兵と異なり、訓練すらまともに施されない例も珍しくなく、武器すら自腹の場合もあります。 国家の枠組みや国際法などが整備される前の時代は、何処の軍隊も普通に傭兵を使っていました。 傭兵になるものは農閑期の農民であったり、仕事にあぶれた職人、商人の逃げ出した丁稚など様々であり、正規の職業軍人は仕官(隊長などの役職に付く人)だけでした。 しかし、何の身分的保証も無く、僅かなお金だけで雇われている傭兵は、規律が低く、戦意も低いため、戦争をだらだらと長引かせ、敵味方ともに国土の荒廃の原因になっていました。そのため、近代になり国民から徴募された「国民兵」という考え方が主流になっていきます。そのため、傭兵という職業は中世以前に比べて、現代では稀な存在になっています。 しかし、現代でも、コンゴ等、政情不安な国の軍事組織が兵士不足から傭兵を雇ったりします。 また、最近の例では、イラクで問題になったBW社のような、民間軍事警備会社も傭兵に準じた存在と言えるでしょう。 特殊な例では、発展途上国がロシアから戦闘機を購入する場合、自国ではパイロットを育成する能力が無いので、戦闘機メーカーからパイロット(元軍人)が派遣されていたりもします。 また、アメリカ等、移民に寛容な国では、一定の条件を満たせば外国人を「正規兵」採用する制度があり。 有名なフランスの外人部隊など昔は、「傭兵」の扱いでしたが、現代は「正規兵」と扱われます。
なるほど:1
簡単にいうと、フリーの兵隊ですよ。
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