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警察官と言う仕事について質問です。私は高校生ですが、大学進学後、警察官になりたいと思っています。しかしながらあまりよく解…

警察官と言う仕事について質問です。私は高校生ですが、大学進学後、警察官になりたいと思っています。しかしながらあまりよく解りません。キャリア組とキャリア組ではない警察官の違いはなんですか?警察学校と言うのはやめていく人も多いのでしょうか?また刑事は制服で勤務している警察官より忙しいのでしょうか?

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知恵袋ユーザーさん

回答(2件)

  • ベストアンサー

    キャリア組とは、国家公務員として警察庁に入る警察官で、ノンキャリア組は、地方公務員として地方警察に入る警察官を指します。 現場に出ている警察官はほぼ地方公務員です。 具体的数値は不明ですが、全体のおよそ2割程度が辞めているという話が多いですね (特に高卒の方が高い) 刑事の場合、所轄警察署の刑事なら忙しい時期もあればそうでも無い時期があるのですが、忙しい時期ならしばらく自宅に帰れない場合もあるそうです。 また、制服警察官(交番とする)は24時間勤務後に書類作成等を行えば正午を回るという事もありますね

    なるほど:1

    そうだね:1

    ありがとう:1

  • 他の方が既に御回答されてますが、補足の意味も含めて。 キャリアというのは、人事院という機関が行っている「国家公務員総合職試験」という非常に難関な試験をクリアし、国の機関である警察庁に「総合職事務系」という名目で採用された警察官のことを言います。初任の時点で、「警部補」という階級で、警察学校ではなく、「警察大学校」というところに入校します。いわゆる、警察官僚です。現場に出るのは、採用後数年間で、基本的にはデスクワーク(法整備、指揮監督)がメインです。 次に、準キャリアというものがあります。これは、キャリアと同じく、警察庁入庁組ですが、「国家公務員一般職試験」をクリアし、警察庁に「一般職事務系」という名目で採用された警察官のことを言います。仕事内容は、キャリアとあまり相違ないですが、昇進のスピードがキャリアよりも遅いです。しかし、初任の時点で、「巡査部長」という階級になります。採用後、「関東管区警察学校」という所に入校し、初任科の授業を受けます。 最後に、ノンキャリアですが、これがいわゆる私達が、町中でみる警察官(お巡りさん)です。都道府県警察が実施している「警察官採用試験」に合格し、都道府県警察官(階級は、巡査)として、都道府県に採用されます。 採用されると、各都道府県にある警察学校に入校することになります。 そして、キャリア、準キャリア、ノンキャリア全てに共通して言えることは、警察学校(警察大学校)卒業後は、必ず交番勤務をするという点です。 そして、ここからはマニアックな話しになりますが、昇進のスピードについてです。 キャリアは、採用後1年ちょいで、「警部補」から「警部」に自動昇進します。さらに20代後半で、「警視」に自動昇進します。このキャリアだけが、「警視監」以上の階級に登りつめることが可能です。 準キャリアも、採用後1年ちょいで、「巡査部長」から「警部補」に自動昇進します。しかし、ここからは中々昇進のスピードが遅くなります。 そして、ノンキャリアですが、中々昇進できません。多くの警察官が、「巡査部長」もしくは「警部補」の階級止まりです。「警部」や「警視」になれたら、本当に大出世したほうです。都道府県採用の警察官は、とにかく現場色の濃い仕事になっています。準キャリア、ノンキャリア共に、登りつめることができたとしても「警視長」という階級までです。 ちなみに、キャリアと準キャリアのデスクワーク(法整備)ですが、具体的に言うと、関係省庁と連絡を取り合ったり、各都道府県警察からの職務上の質問を答えたりすることが職務となっています。法律の改正なんかも、この警察庁の職員が提案書を作成したりしています。ドラマなどを見ると、一見、キャリアは、陰湿な幹部のイメージがありますが、実際は頭をスゴク使うので、非常に大変な業務に追われています。ちなみに警察庁組は、他省庁や世界各国の大使館、領事館へ出向することもあります。 もし、みんなが思い描くような警察官になりたいと思っているのであれば、確実にノンキャリア(都道府県警察)になることをオススメします。 昇進が中々できないとは言いましたが、それでも給与は安定しています。(し、実際に他の職種の公務員に比べれば多いほうです。激務ですが。) 警察学校ですが、毎期、10人弱辞めていくそうです。(都道府県にもよりますが。※鳥取県警察が10名〜30名程の採用数に対して、警視庁(東京)は、1100人採用しています。) 刑事と言っても、部署や地域によって忙しさはバラバラです。例えば、「機動捜査隊」という部署がありますが、この部署は、制服勤務である地域警察(お巡りさん)と同じ勤務形態になっていることが多いです。また、捜査二課(刑事第二課やニ係)などは、殺人や強盗ではなく、汚職などの頭脳系を担当しているため、肉体的疲労は、一課に比べれば少ないそうです。(とはいえ、凶悪、大規模な事件が発生した際は、駆り出されることがありますが。) 刑事は、基本的に月曜日〜金曜日までの朝8時頃〜夕方5時過ぎくらいまでが、勤務時間となっています。しかし、定期的に「当直(当番)」といって、土曜日や日曜日、夜の時間に勤務することもあります。 ハッキリ言って、警察官はどの部署も忙しいと思います。強いて言うのであれば、「警務課」という部署は、比較的楽だと言われています。ですが、警務課はキャリアや準キャリアの指定席と表現されることもあり、それに付け加えて、警務課への異動願いは、毎回大量に出されるので、競争倍率が非常に高いです。(恐らく、一番人気の部署ではないでしょうか。) 以上になります。少しでも参考になれば幸いです。長文失礼しました。

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