就職力をはかるデータとして有名企業400社実就職率がランキングがありますが、残念ながらこちらは大学単位での比較となるため、学部単位での比較が出来ません。 ただ、文系就職の場合はまず大学名が重要になるため、大学総合での数値であってもその大学が就活市場でどれくらいの立ち位置にいるのかが見えてきます。 就職では断然、早稲田大学を推す方が多いかもしれませんが、それは表面的な認識に留まっており実態が見えておりません。 ・有名企業400社実就職率ランキング(20卒) 早稲田 34.7% 神戸 31.9% なるほど、確かに国内大企業に関する就職実績は一見すると早稲田大学の方が上回っているように見えます。 ところが、上のデータは医学部生や、公務員の道へ進んだ学生のような、一般企業を対象にした就職活動とは無縁である学生も分母に含んでしまっているのです。より正確な就職実績をはかるためには、分母を調整する必要があります。それが施されたのが以下の結果です。 ・有名企業400社実就職率ランキング(20卒 分母調整後) 神戸 37.4% 早稲田 36.2% ご覧の通り、実態としては逆転しています。神戸大学は意外と医学部の規模が大きいのです。 我が国の大企業は首都圏に一極集中しているため、首都圏に根差して就職活動が出来ることは大変有利になります。早稲田大学はそのような地の利に恵まれているにもかかわらず地方大学である神戸大学に負けてしまうということは、大学本来の実力として両大学の間には数段の差があると考えるべきでしょう。 ちなみにですが、人文系の学生は公務員就職も多いです。早稲田大学は公務員試験においても定評がありますが、神戸大学も文系が強い大学なだけあって公務員になる方も大勢います。先ほどの大企業就職実績に、公務員試験実績も加えるとどうなるでしょうか。 ・有名企業400社実就職率ランキング(20卒 公務員追加 分母調整後) 神戸 40.9% 早稲田 38.3% その差は開く一方です。神戸大学はしばしば「すごいのは社会科学系だけで他は大したことない」と勘違いされますが、社会科学系学部だけでこの成績をおさめるのは難しく、人文系や理系も含めた神戸大学全体で勝ち取った実績です。 神戸大学と早稲田大学、どちらに進学するかを考える場合、わざわざ神戸大学を蹴ってまで進学する余地が残ると言えるのは、政治経済学部のような上位学部に限られ、文学部や心理学系統では神戸大学への進学を優先すべきという結論です。
早稲田でしょうね。 そもそも文学、心理学だけ比較する 意味が有りません。 文系は学部による差はあんまり無いですから。
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