就職氷河期で苦しんだ人はいつどういう支援があれば良かったと思いますか？ 正社員になれても競争を乗り越えて自力で入社した人…

Question

就職氷河期で苦しんだ人はいつどういう支援があれば良かったと思いますか？
正社員になれても競争を乗り越えて自力で入社した人には勝てず結局最下層で結果は今とあまり変わらない、ということになりませんか？

Answer 1

その通りですね。受験戦争で頑張って来た人も多いとは思いますが、勉強はできるけど社会的応力はない人は結局同じです。

Answer 2

新卒で入った会社が倒産したとき、ハロワの存在を誰も教えてくれず、失業保険を受給できず、貯金を食い潰しました。
受けられる支援があり、対象者になったなら、その時点で自動的に行政からアクションが起こるシステムならよかったのに、と後で知ってからすごく思いました。

あとはまあ、地方出身者への住宅補助とかですかね。企業が多く集まる地域に生まれたというのは、それだけで大きなアドバンテージです。

なお、環境さえ公平に整えてあげたら、入社出来るかは本人の運と実力だと思います。
今は自力で正社員になり、年収も同世代の正規雇用の平均を上回ってます。
まあ、これもいつまで続くかですが。

Answer 3

新卒一括採用と年功序列という仕組みに乗り切れないと、ずっと非正規雇用から抜け出せないというのが、ロスジェネの悪循環の始まりです。

仮に過去に戻っても無理だとは思いますが、正社員の解雇要件を大幅に緩和して、解雇時に金銭的な補償をすれば会社都合で自由に解雇できるようにしていたら、新卒一括採用、年功序列が崩れたため、新卒時の景気で人生が左右されることは少なくなるだろうと思います。

身も蓋もない言い方をすれば、バブル入社の落ちこぼれを削れば、もう少し氷河期組も救えただろうという話です。
能力や経験に劣る方は、繰り返し解雇されることになるため、非正規問題が全世代に広がるだけかもしれませんが。