そんなことは無いですよ。コンテナの色は 船会社のカラーの色なので、それぞれ一発でどこの船会社の コンテナ色か分かるように様々な色をしています。 つい数年前までONEの総務にいましたが、ONEになった際に コンテナカラーをどうするか喧々諤々ともめました。 結局、あの恥ずかしいショッピングピンクに落ち着いたのは 逆に言うと世界中に様々な色のコンテナがあるため、 色が被ってしまい、あのショッキングピンクが色として まだ使われていなかったから・・・と言うのが一つの大きな理由 となってます。 (プレスには「あの色しかなかったから」とは言えないので、 適当にこじつけてますが) 茶色のコンテナが多いのはですね、Textainerのコンテナが 日本国内に入ってくるケースが多いからです。 日本は東南アジア(タイ・ベトナム・中国)からの輸出入も 多いのですが、それに比例するくらいにアメリカ向けの輸出が 多く、このTextainerはアメリカのコンテナ会社 (船会社ではなく、コンテナリース会社)なので、どうしても 日本で見かける数が多くなります。 また、リース会社ですが、実際の荷主(例えばメーカーや商社) 以外にも各船会社がリースしているケースも多いため、 数として多くなります。 https://www.textainer.com/ 他にも日本でも稀に見ますが、TRITON社のリースコンテナ や日本ではまず見かけませんが、中東や欧州などに多い 特殊コンテナリース会社のSirtech社なんかが有名です。 各コンテナ船会社の色は挙げればきりがありませんが、 有名どころだと、下記のような色になります。 ONE=ショッキングピンク MAERSK=グレー MSC=黄色 SITC=青、緑、茶色 SINOTRANS=濃い青 EVERGREEN=緑 WANHAI=青 K-LINE(ONEと合併)=赤 MOL(ONEと合併)=青 NYK(ONEと合併)=青 ZIM=茶 OOCL=グレー HAPAG=オレンジ COSCO=青 CHINASHIPPING=緑 YANGMING=白 TCLC=赤
シンプルに防さび塗料だけで処理している場合は、茶色になることが多いようですね。そして、コンテナは運送各社が宣伝目的で様々な塗装をしますが、海運コンテナの大半はリース会社が貸し出しているものなので、それが目立つ塗装をしていると、顧客である運送会社の宣伝効果が霞むため、あえて目立たない塗装のままにしているみたいですね。
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