心理学部の大学の就職先 現在、高校生の子どもがおります。

Question

心理学部の大学の就職先

現在、高校生の子どもがおります。大学は心理学を希望していて、出来れば応援したいのですが、他学部に比べて何かのスキルが身につくことが少ないので、親としてはその後の就職先があるかどうか心配です。

実際に心理学部に行かれた方がどういった関係のお仕事に就かれているか教えていただけたらありがたいです。勿論最終的には本人の意思ですが、「そういう進路もあるのね」と安心したいのです。

※大学院は行かず、心理職に就きたい訳ではないようです。

よろしくお願いします。

Answer 1

新卒採用担当経験者です。

結論からすると学部卒であれば文系の学部学科自体は評価に関係ないです。
大学名＞＞＞＞＞＞学部(学科はもはや見ない)です。
心理学部などが厳しいといえるのは大学院卒からです。
(専門性が大してないので院まで出る評価のプラスが無い一方、年齢重ねただけ評価のマイナスがある)

なお法学部だけは1ランク上の大学相当の評価はされると思います。
(裏返せば法学部以外の学部なら受験難度的に1ランク上の大学行けると思うので同等)

就職先も特に制限もなければ向いている業界業種もないです。今時は文系は学部学科問わず総合職一括採用でそのあと個人の希望や適性に応じて部署に配属されます。

新卒採用者は必要なスキルは入社後に教育する前提であり
ぶっちゃけ企業側は文系大学で学ぶ勉強自体に一切期待はしていないです。
「他学部に比べて何かのスキルが身につくことが少ないので」
と書いてありますが、他学部でもビジネスシーンで使えるレベルの学びはないです。
(価値があるのは法学部で司法書士試験に合格したとかレベルから)

つまるところなぜその進学先を選んだかや、
学生時代を通じて力をいれたことを自分なりの考えでしっかり伝えられるかの
表現/コミュニケーション能力が一番評価の対象です。

よって勉強したい分野自体と就職は分けて考えて大丈夫です。
むしろ興味のない学部学科に進んだほうが結果的に不利になると思いますよ。

Answer 2

心理学であれば超最強の大学がある
学部名が「教養学部」なので業界詳しい人以外ほぼノーマークな大学
「放送大学」
ここなら心理学含め選択科目は一般的な心理学部より桁外れに多く
学費も桁外れに安い

さらに勤務しながらでも勉強できるので高卒就職+通信制大学も可能
却って勤務経験と大学の理論を組み合わせる事で学習効果が倍増する

高卒就職で仕事決めて置けば「心理学じゃ就職に弱い」俗説自体そもそも無関係