学部卒も、新卒ならいいけど既卒は厳しくなります。 http://resemom.jp/article/2014/10/17/20938.html 「何の仕事経験もない未経験者をいきなり正社員にして、社員として育てる」のが日本式の新卒採用なので、企業は「きちんと育ちそうな人材」を求めていて、既卒とか「道から外れちゃう人」を嫌うんです。
知り合いで5人ほど既卒で就職活動をした人がいましたが、連絡がとれているのは2人です。 以下、詳細です。 ○Aさん 6年制で国家資格がとれる学部に通っていたが、5年生で精神を病んでしまって休学。 国家資格だけはとることが目標となり、30歳手前で修業年限ギリギリで卒業、国試もパスして国家資格はとったものの、資格を活かした就職は無理で親御さんのお世話になりながら、清掃業などでフリーターや派遣社員を繰り返しています。 一度だけ当該資格職に就いた話を聞きましたが、1ヶ月程度でオーナーから解雇を言い渡されたそうです。 ○Bさん 修士号取得後、海外留学。数年後に帰国して就職活動をして、約半年後に介護士として就職。その介護施設で結婚相手を見つけて今も働いています。 なお、学部も修士も留学先も介護とは直接の関係はありません。 ○Cさん 博士課程修了後、就職せずにポスドクに。ポスドクのまま35歳を過ぎたあたりから連絡が疎遠になり、現在は音信不通です。 ○Dさん 学部時代に就職活動をせず(実際には就職活動をしていて無い内定の可能性あり)、卒業後に定時でタイムカードを切ってから24時まで働くという本人いわくブラック企業に就職。短期で離職した後は職を転々。 40歳手前で「この3月に契約が切られるかもしれないけど次の仕事が厳しい」と話した後、行方不明になりました。 ○Eさん 自動車が好きでエンジニアを目指して工学部に入学して学部時代にサークル活動にのめり込み、かろうじて卒業はできたものの進学は無理で、卒業後しばらくして自動車の営業職に。 営業職を辞めた後は、自動車工場の期間工などをしていましたが、やはり30代半ばで連絡がとれなくなりました。 紆余曲折ありながらも正規雇用で働いていることが確認できるのはBさんだけという状況です。
なるほど:1
大手企業の理系の採用はほとんどが大学院卒ということもあって、就職面では院卒の方が断然有利です。それは既卒でも同じです。 就職後は、学部卒と院卒とで入社時の等級が異なりますが、実績で出世スピードは変わるので、学部卒が院卒を抜くこともあります。 中堅くらいなら院卒ばかりというほどでもないので、学部卒でも特に問題はないと思います。ただ、理系で大学進学して大学院に行かないのはかなり勿体ないです。大学院でする主体的な研究こそ理系の大学の醍醐味で、これがとてもいい経験になりますから、大学院進学することをお勧めします。
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