解剖生理は下手をすればこれからずっと苦労します。解剖学があって、生理学なんですよね。個人的には分けて考えると分かりやすいかなとは思います。 そして、例えば心臓で言えば、4つの部屋と弁の名前、肺の動静脈、大動脈、心臓の壁なんかが解剖学です。では生理学は?心臓の大まかな機能って、結局は1分間に70回くらい血液取り込んで、排出してるだけなんですよ。 でも、そのためにはいろんな臓器が血液を綺麗にしたり、血管によって圧が高まったり、貯蔵したり、弁の機能で逆流を防いだり…なんて色々な役割をしています。もちろん、心臓自体の機能もあります。 本当はもっと細かくいっぱいあるんですけど、おおまかにはこんなもんです。 で、このどこかに異常があると病気になるわけです。 さて、これが分かると病態が分かってきますので、医療で使えるようになるんです。 1人の患者さんに対してどんな病気でどうな状態か。予後予測やリスク、どう援助をするべきかの材料になるわけですね。 長くなりましたが… 結局は全て繋がってます。で、単語だけの記憶をしていてもなかなか引き出せません。 個人的にやって欲しいのは、イメージとしての定着、記憶から取り出すです。 これは絵を描くことと人に説明すること、説明してもらうことで容易にできます。 めっちゃ下手で良いので、簡単に心臓や脳の絵を描いたりして、そこに主要な部位を描いていきます。そして、その機能を簡単に書きます。 最初は簡単で良いです。(大動脈なら左心室から血が流れて、60%貯蔵する)とかで良いんです。そしたら説明してください。可能なら同じクラスの友達が良いです。で、更に可能なら、その友人にも説明してもらってください。 ただ覚えてるだけだと物がいっぱいあるけど片付いてない部屋。 例、あの服(単語)どこだっけ?明日着てくのに(テスト中)…他の服にするか(点数取れない)になるんです。 イメージとして定着し自分で取り出せると… 例、あの服(単語)はあそこにあったな…(即答)…てことは、あれも一緒にあったはず(他の同じ系統の問題にも繋がる) となるわけです。 これは記憶として定着しやすいですし、実習にいっても役に立ちますよ。知識ではなく、経験にするのです。 さて、おすすめの参考書ですが、私は教科書と分かりにくいものは病気が見えるシリーズを使ってました。国試対策に関しては、徹底した過去問と参考書2冊くらいをやりましたが、先程のことをやっておくと、かなり楽です。 他の教科に関しても記憶方法は同じですね。ただ、寝ないこと。これは非常に大切です。 一年次はとにかく基礎なのでつまらないかもしれません。でも、それをやらないと裸で戦場に行くような物です。しっかりと知識や経験という装備を身につけてください。 あとアルバイト。してますか? しても良いんですが、してる人って大抵寝てるんですよね… なので、するな!とは言いませんが、負担にならないように。 1年目の成績ってめっちゃ大切なんですよ。座学のコマ数がほとんどで、単位の半分くらいは1年生でやります。その判定は就職活動で使いますから、良い給料、良い環境、良い教育を受けたいのであれば、今頑張ってください。 この3.4年があなたの一生に関わります。まさにターニングポイントです。 では、頑張ってください。 非常に長くなってしまい、申し訳ありませんでした。参考になれば幸いです。
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