まず、名探偵コナンの警察組織と、現実警察組織は大きく異なります。実在する機関の名前を使うことはありますが、あくまで、あれはフィクションのアニメなので、現実とは別に考える必要があります。コナンみた人の公安の印象と、実際の公安は大きく異なるでしょう。 公安警察とは、公共の安全と秩序を目的とする警察の部門。警察庁警備局を頂点として、警視庁公安部及び、道府県警察警備部公安課からなる。警察学校で優秀な成績を収めた者がなれるのは本当らしい。あとは、協力者もいるとか(どうやってなるかは知らない)。公安は、右左翼団体、暴力集団などの対処、ロシアや中国、北朝鮮の工作活動の対処、国際テロ情報収拾などの捜査を行っているといわれている。 名探偵コナンでいう公安とは、この公安警察のこと。 ただ秘密主義で、具体的にどんなことをしているかはほとんど不明。また、地方の公安警察も、警視庁警備部の直接の司令で動いていて、各道府県警察本部長、警視総監ですら、公安がどういうことをしているかはわからないという。 ゼロは、警察庁警備局。警察庁の公安、安室の所属。 安室さんは警察庁の所属なのに、実際に捜査をしたりしているが、実際には、警察庁に実動部隊はないし、事件の捜査はしません。警察庁の役割は全国の警察を統括し、警察行政を行う。警察庁で働いてる人は、身分は国家公務員の警察官ですが、中央省庁で働くようなキャリアみたいなもんです。警察庁に入庁するには、国家公務員試験に合格し、採用される必要があるので、現実世界なら、警察学校卒の安室は警察庁には入庁できないはず。なので、本来なら警視庁公安部の配属になるはずだが…。安室の部下の風見は警視庁公安部です。 ちなみに、地下鉄サリン事件が起きた時は、公安がオウム真理教の捜査をしたらしいです。
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