美容室経営者です。 法律、という観点から回答いたします。 昔はもっと酷かったです。僕が昔就職したサロンの中には、「店長やチーフが無免許」という意味の分からない職場までありました。彼らは平気でカットでもパーマでもしていましたが、自分の人生に危機感を持っていないのが全く持って謎でした。 制度の矛盾も関係します。 通信の美容学校生はまだ学生なのだから、無免許です。 しかし、通信生は美容室で働くことが前提にされていたりします。 本当は法律違反だけど、シャンプーやドライくらいするかな、と黙認されている感じがあります。 街中にある僕の店では何か突っ込まれると困るので、美容学生の採用はしていませんが、美容学生に、掃除と洗濯以外させないのも変な話ですし、それだけしかしない人に最低賃金しか払わなくても元が取れません。 ただ、法律というのは誰もが完全に守っているものではない、という性質があります。 僕は人より法学をかじっていますが、 美容師法だけでなく、守られていない法律なんて山ほどあるのです。 守られていなくても、社会問題になっていない事や誰も損していない場合は黙認され、社会問題になりだしたり、実害が出始めると急に取り締まりが始まります。 法律を作って置けば、問題になったときに即取り締まりができる、という仕組みで、国が損害を受けておらず社会問題にもならず誰も困っていない違法者は放置されるのが世の常です。 つまり、法律を守っていない人が即捕まるとか、取り締まられるのではなく、いつ急に取り締まりが始まって、いつ急に検挙されても仕方がない、という危機的状況下で働いている、ということになります。 わざわざ「告発しよう」というおせっかいな人もいますが、保健所や厚労省も「めんどくさ」と思うだけでしょうから、シャンプーやドライくらいで事故が起こることもないのですし、問題になればアイリストのように無免許者の取り締まりは急に厳しくなります。 気にせず放置しておけば良いと思います。
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