要するにアナウンサーはキャスターの一つのステップに過ぎないということか?
そもそもは、アナウンサーは原稿を読む職人で キャスターは取材記者の偉い人が、番組の編集権もある状態で テレビに出るというのが基本のイメージです。 キャスターは日本ではNHKで70年代に活躍した 磯村キャスターなどが有名ですが 彼は国際部のエース記者として活躍した後 午後9時のニュースのキャスターになりました。 NHKの場合はニュースはその日のネタを決める編集長的な 「編責」と呼ばれる人がいるのですが、キャスターは編責と 話し合いながら番組内容を決める権限があります。 その後 テレ朝の「ニュースステーション」で久米宏キャスターが いましたが、彼の場合所属事務所 オフィス・トゥ・ワンが ニュース全体の制作会社として入っていましたので、局に対抗して 彼と彼の事務所にある程度の編集権がありました。 同様に「報道ステーション」の古舘キャスターも 制作会社「古館プロジェクト」が編集権を持っていたので 彼もキャスターと言えると思います。 ただ、何というかそういう大物キャスターのイメージがカッコいいので 最近はフリーの大物アナウンサーを口説く際に「キャスター」と 名前を付けちゃって、実際には編集権がないことが多いのが実情です。 ただやっぱりキャスターは「もともと取材記者」というイメージがあるので 例えば安藤優子さんが地震などがあれば現地取材に行きますが あれはその「キャスターイメージ」があればこそだと思います。
普通は アナウンサーから バラエティの司会 インタビュー等の経験を積んでキャスターになります もっとも 女子アナだと その道を選ばない人が多いようです
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