ITパスポートについて質問です。

Question

ITパスポートについて質問です。ネット上では「ITパスポートは何の役にも立たない資格」というのがまことしやかに語られています。もちろん、この知恵袋もです。誰とは言いませんが、躍起になって「本当に役に立たない」と吹聴してる人がいます。

こんなことをネット上で書いてる人は何をもって「ITパスポートは何の役にも立たない資格」と言ってるのでしょうか？その理由を知りたいです。
本当に役に立たない何かがあって言ってるのだと思いますが…

「ITパスポート試験に合格しても役に立たない」と言える理由とか根拠を教えて欲しいです。
推測でもいいですが、事実の方がより望ましいです。

なお、答えがどうであっても、ITパスポート試験の勉強はしますし、受験もします。

Answer 1

「ITパスポートは役に立たない」と言われるのは、ITパスポートの試験で問われる知識が初歩中の初歩なので、地位や金銭的に見返りがないからです。

ITパスポートを料理で例えるなら、
・包丁を持っていない方の手は「猫の手」にします。
・この様な切り方を「乱切り」といいます。
・このとき落とし蓋をすると美味しくできあがります。
くらいのレベルです。

SEやPG（料理で例えるならシェフ）にとっては知っていて当然の知識ですから、「ITパスポートを持ってます！」と言っても「あぁそう、すごいねー（こいつドヤ顔でアピールして恥ずかしくないのか？）」と思われるのがオチです。
知っていて当然の知識なので、就職や転職で優位に立つことも、給料アップや出世につながることもありません。
一方、IT系以外の企業の場合。
そもそも仕事でプログラミングなど（料理）をしないので、「ITパスポートを持ってます！」と言っても「あぁそう、すごいねー（いや、ウチの会社で活かせる場面なんてないんだけど）」と思われるのがオチです。
そもそも使う場面がないので、就職や転職で優位に立つことも、給料アップや出世につながることはほぼありません。（最近は報奨金などが出る企業もあるみたいなので、「ほぼ」とした）
どちらの場合も就職や転職、給料や出世の面ではほとんど役に立たないのは確かだと思います。

しかし、「IT系の初歩の知識を得る」という観点で見れば役に立つと言えます。
全く料理をしなかった人が「猫の手」「乱切り」「落とし蓋」などを知ったら、「あぁ役に立ったな」と感じるかもしれません。

最終的には各個人の考え方だと思います。
地位や金銭的に何らかのがバックあることを「役に立つ」と定義している人からすると、役に立つとは言えません。
自分の知識や見識の幅を広げることに一役買うことを「役に立つ」と定義している人にとっては、役に立つと言えます。
＃まぁ、享受できるメリットが「自分の知識や見識を広げる」くらいしかないから、「ITパスポートは自己満」とも言われるのだけど・・・

Answer 2

まあないとあるとでは全く違う。
iパスすらないと、itに関する何かを教えようにも、量が多すぎてムリ。
iパスがあれば、まあ一応教える価値アリってレベルかな

Answer 3

過程には意味があるんではないかな
IT知識をつけたいと思ってもまずなにすればいいかわからないと思うし
まあそれやるなら他の回答にもある情報セキュリティマネジメント試験あたりのほうが有用ですが

Answer 4

そもそもこの資格は独立して事業を始めるのではなく、知見があることを示す資格なので、自然と合格率を高くするのは当然でしょう。
そして、ITパスポートを簡単なIT試験と言う人は試験内容を知らない人と思っています。そのような人は、IT業界人でない限り、ITパスポートが必要とするレベルの仕事をしていないんだと思っています。
ITパスポートを経営全般、プロジェクトマネジメントの基本を学べ、災害等緊急時の対策対応の必要性やITを中心としたセキュリティ・情報漏洩のリスクを理解している試験と言える人は、受験否かに限らずわかっている人だと思います。ほとんど企業が求める知見はこちらです。
ですから、大学生の就活目線で言えば、将来の幹部候補採用（総合職）なら、ITパスポートを取得していれば、その辺りの基本知識を理解している学生と判断できます。合格率は高いので採用のアドバンテージにはなりませんが、採用時で最後の一人を選ぶ場合に迷ったら、資格特技欄を確認しますので、無いよりは合った方がいいでしょう。
また、上記知見に加えて新しい技術（AI、ビッグデータ、IoT など）や新しい手法（アジャイルなど）の概要に関する知識を理解している等新しい知識に対する知見を得られるので、社員教育向けの資格になっています。

会議ではITパスポート出て来る用語は普通に使っています。結果として出席者はその基本的な考えがわかっているので会議のスピードは速いです。
以前用語を理解していない者がいましたが、恥ずかしいことになっていましたね。その者はその後ITパスポートのテキストを読んでいるそうです。