地銀の東京支店に勤務して、当該地銀の地元を活性化することができるかということですか。 地銀がその本拠地において地域創生を進めるというのはここ最近の動きですが、そもそも地元において銀行による活性化策は暗中模索状態であり、具体的にこれというものはありません。理由はこれまで収益のみを考え、地場振興など考えたことが無かったからです。ボランティア団体ではなく、民間会社ですからね。 ところが最近は地域と地銀の地盤沈下が激しく、まずは地銀のこれ以上の経営悪化を止めるべく、金融庁は経営統合、合併を進めました。しかしながら芳し無く、それならばと地域を活性化し、経済を回し、資金需要(銀行貸出)が起きてくればよいと考えました。しかしそう簡単に資金需要は起きません。 ただ、金融庁の方針と銀行の収益策が一部マッチングしました。つまり、金利差で収益が出なくなった銀行はコンサル業務に着眼しました。地元の同業者を連携させ、都会に打って出る準備を手伝ったり、相談に乗ったりです。地元活性化に繋がり、地元業者が儲かれば銀行貸出も増え、コンサル業務では手数料も期待できるからです。 銀行がこれまでも顧客のことを親身になって考え、販路拡大等を本気で考えていれば 昔から地域の活性化をやっていたことになりますが、今になってやり始めたと言えるかもしれません。そりゃそうですよね、地方の銀行なんですから。 ということで、東京で勤務して地域活性化になるかということですが、例えば、東京でマーケティングして地元に情報提供するとかがありますが、そういう仕事は何年か勤務してできることであなたにはできません。最初の2年くらいは銀行業務の基礎の基礎を学ぶ期間あり、そんな余裕もありません。この地銀受難の時代に地銀を選ぶというのはすごいね。とにかく、儲けに結びつけることが肝要です。
< 質問に関する求人 >
地方銀行(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る