将来養護教諭になりたいと思っている高校一年生です。

Question

将来養護教諭になりたいと思っている高校一年生です。目指す大学についてです。
養護教諭の資格の取り方や大学等を去年から色々と調べていたのですが、看護系の学部を目指すか、教育大の養護教諭養成学科を目指すのか迷っています。
自分のやりたいことが変わるかもしれない、養護教諭は枠が狭いから教員採用試験に受からなくて就職浪人になってしまうかもしれない、などの事を考慮して一応名前もみんな知っててかつ看護師としても働くことの出来るスキルが身につく大阪大学医学部保健学科を目指そうと思っていました。そこでは養護教諭一種がとれるでむしろ看護は経験としていいのかもしれないなどと思っていました。しかし、看護がメインなのでほとんど養護教諭の勉強をすることはないらしく、また看護は実習などで過酷らしく私のような看護師になるのが目的ではない生半可な気持ちの者が行くべきところではないと思いました。
そこで覚悟を決めて大阪教育大学養護教諭養成学科を目指そうと考えているのですが、やはり確実に養護教諭になれるというわけではないので不安です。
今は偏差値70以上の高校に通っており、勉強も順調なので大学受験で困ることはあまりないかなぁと思い込んでいるのですが、看護系から養護教諭を目指すか、教育大から養護教諭を目指すか、やっぱり決めきることができません。
養護教諭関係に携わっている方や、目指している方にそれぞれの良さや難しさなどお話を伺いたいです。
よろしくお願いします。

Answer 1

大教出身者です。

大教の養護は、昔からかなりの人が養護教諭に採用されていますが、昔から大教の養護に入ってくる人の相当数が、既に准看護師か看護師の資格を取得していて、実はこの人たちがよく「現役採用」されています。

多いのが准看護師の免許持ちの人で、大教不合格ならば、看護専門学校にさらに２年行って看護師になるで受検されます。（高卒者の場合、准看護師として３年の実務が不要であるため。）准看護師の免許は高校の３年を終えた後、２年間、准看護師養成校に行って取得か、はじめから５年制の高校の看護学科に行って取得かですから、かかる年数は変わりません。

また、高校卒業後、まずは大教の養護に、その後、准看護師養成校や看護大学に、それから養護教諭にという人もいます。

大教の養護に入ってくる人の相当数の将来の目標は、病気と闘いながら学ぶ子供たちの勉強に寄り添うこと、つまり、「病院内学級勤務」であったりもします。

まあ、看護師の免許も養護教諭の免許も取れるで、最短コースとなるのは阪大医学部保健学科ですが、やはり「時間をかけてしっかり勉強した者の勝ち」で、阪大医学部保健学科から養護教諭には、時間が少ない分、相当に勉強しないと「現役合格」は難しいです。

ふたつで迷うならば、ふたつやればええやん。

というのが大教で、私も高校時代、教育学部か工学部かで迷い、安定しているのは教員だからで大教に進んだのですが、やっぱり「物足りない」で、「教員どうなんやろ・・・」と思っていたら教授から、「卒業後に工学部に編入して、もう２年勉強してから教職、考えたらええんちゃうんか。大体、教員ってものは、教育学部を終えたくらいのことでは足らへんねんで。」と言われて、「そうか！」となって工学部に。その後、メーカーに勤務しながら、「企業の社会奉仕活動のひとつ」で、公立高校の教壇に立っています。

Answer 2

看護大学の教員です。

養護教諭を目指すのであれば、阪大より大阪教育大学という考え方で良いと思います。
養護教諭として、勤務するとなると採用試験が難関になりますし、看護の勉強をしながらというのはなかなか大変です。国公立のときでも学年で1,2名、私学では、0か1かという感じでした。

ちなみに高校の偏差値が・・・という投稿をよく見かけますが、あなたの偏差値が重要で、高校の入学時の偏差値が高い、いわゆる有名進学校でも成績の悪い生徒もいますし、名の知られていない高校でも優秀な生徒さんもいますので、進学の際の助言の参考にはなりません。（高校の進学者への支援は充実している方だろうなぐらいの予測にはなりますけど）

Answer 3

他の教員と違って採用人数の少なさは知ってるはずや、何年も受け続けても採用されてない人もいるその中に、飛び込んでいく覚悟があるか、学力だけではどうにもならない所もある

Answer 4

養護教諭というのは教員なのです。教育学部から目指すのが一般的です。
看護科ではただ養護教諭の免許がついでにとれる程度です。
そして、看護師になりたくないのに、看護科は辛くなって大変です。
４年次には、看護実習と教員採用試験がぶつかって、教員採用試験の勉強をする余裕は全くなくなります。
ですので、教育学部に行くことを強くお勧めします。