解決済み
両方経験者です。 仕事の特性の違いってことですよね? 大まかにやることは同じなんですが求められるスキルが違ったりします。イラストレーターを社員として雇っているのはゲーム系の会社が多いのでその業界を例にします。 社員イラストレーターに求められるのはユーティリティープレイヤーであること、もしくはディレクション能力(スタッフを仕切る能力)がある人です。 企業としては例えば美少女しか描けない人を雇うより、美少女もリアル人物も背景も描けるなど、色々できる人の方がコスパがいいので、そういう人が評価されます。 またディレクション能力に関してですが、コンテンツ制作はかならずしも社内だけで完結するわけではなく、外部の会社やフリーのイラストレーターに発注、クオリティコントロールをしなくてはいけない場面があります。 その際の外注管理、監修を社員イラストレーターが担うことが多いです。こういった手を動かすだけではないスキルも必要になってくるということです。 自営業(フリー)のイラストレーターはある意味真逆の特性が求められます。 ユーティリティープレイヤーだと仕事を獲れません。 これは実際に出版社の編集者の方が言っていたことなんですが、「なんでも描ける人には仕事は頼まない。欲しい絵のジャンルを専門に描いている人に発注した方がクオリティが高いから」と。 当たり前ですよね。フランス料理が食べたい時にわざわざ洋食も中華も和食も出しているような食堂には行きませんよね?フランス料理店に行くはずです。 ゲーム業界でも同じで、わざわざフリーランスに仕事を外注しようというときはなにか明確な発注テーマがある時なので、おのずとその分野で突き抜けている作家に頼むことになります。そこで敢えてなんでも屋みたいな作家に依頼する理由がありません。 したがって、フリーで名をあげようと思ったらなにか図抜けた作家性や得意分野みたいなのがあった方が有利なのです。 正確にはユーティリティープレイヤーでも仕事にはありつけますが、所詮誰でも務まる案件が多くギャラは安いです。フリーランスでこのスタイルだと、なかなか稼ぐのが難しいんですよね。 フリーランスでやりたいけどユーティリティープレイヤータイプのイラストレーターの生存戦略としては、業務委託契約で企業に常駐する、というものがあります。この場合、仕事の仕方は社員イラストレーターと同じになるので、そこに準拠した評価とギャラをもらえることになります。 一概には言えないこともありますが、一つの参考までに。
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自営は雇用されないってことです 経営に必要なことは1人で全部やる必要があります 経理も営業も自分でやります 雇用でないので就業規則がありません 歩合制がほとんどです 残業代という概念ありません 仕事が途切れると収入ゼロになることがあります ボーナス、退職金ありません 社会保険はありません 国民年金と税金を自分で納めます 各種福利厚生もありません ただ自分で各種業界の保険団体に任意加入することはできます いいところは誰でも始められて好きなスタイルで働けることです 会社員は上記の逆です ただイラストレーターの会社員の求人はとても少ないですのであてにしない方がいいでしょう
1人が参考になると回答しました
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