はっきり言いますが、ショボいです。 中小のゲーム下請け制作会社に就職できれば良い方で、名のある大手に就職できる人なんてほんのごく一部だけです。大半はゲームとは全く関係ない仕事に高卒待遇で就職しているのが実情です。 大手のゲームメーカーは採用の殆どを大卒と大学院卒に限定しています。 例えば、コーエーテクモは専門学校の採用はゼロです。比較的専門学校卒を多く採用しているカプコンでも、全体の採用の1割程度です。 そういった会社に入社したいなら、専門学校ではなく必ず大学に進学してください。大学院まで行くことをお勧めします。 ゲームの専門学校は広告を見ると学ぶ内容がとても楽しそうに見えるでしょうし、受験勉強からも開放されて天国のように思えるかもしれませんが、現実は甘くないです。目先の餌につられて入学してしまった人の大半は貴重な2年と高いお金を浪費して関係ない仕事に就くのみですよ。
ゲーム会社のディレクターです。 「入学時に希望していた職種で、ゲーム会社の正社員に就職できた人の割合」となると、入学者のうち3~5%くらいだと思います。 (職種にもよりますが、特に企画・プランナーだともっと下がるかも) ほとんどの人は、在学中に教えてもらったことを身に着けられずに希望進路を変更します。 専門学校は、変更後の希望進路に就職した場合、それは希望通りの就職だとみなして就職率にカウントします。また、専門学校が紹介した就職先を断ってフリーターになった場合でも、「就職の意思なし」とみなして就職できなかった人にカウントしません。 こうやっていくと、「卒業時に希望していた職種に就職できた人の割合」は、100%近い数字になっちゃうのです。要するに統計上のトリックです。 ちなみに、「ほとんどの人は、在学中に教えてもらったことを身に着けられずに希望進路を変更します」と書きましたが、これは学校の教え方が悪い、って話じゃないです。 中学~高校と6年間、ほぼ毎日英語の授業を受けても、英語を話せる人はほとんどいないのと同じです。授業で教えてもらったことをなんとなくやってる程度では、ほとんど身につかないのです。
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