養護教諭を目指す大学生です。来年採用試験を受験予定なのですが、受験する都道府県を迷っていて決められません。

Question

養護教諭を目指す大学生です。来年採用試験を受験予定なのですが、受験する都道府県を迷っていて決められません。地元を受けようかと思っていましたが、倍率が毎年３０倍近くあるので現実的に厳しいです。うちは経済的に苦しいので親からは浪人はしないでほしいといわれています・・・養護教諭に限らず教員、または教員志望の受験生の方、どうやって決めればいいか助言をお願いします！

Answer 1

実際問題、
「倍率30倍」でも採用が「０名」ではないので、合格に値する人は合格しますし
「倍率1倍」でも合格基準に満たない受験者は不合格となります。
（「採用『予定』人数なので、それを下回る結果でも何ら問題がないのです）

ですから、貴方が筆記試験が完璧、作文も文句なし、面接で人間性の素晴らしさを示せれば、30倍が60倍でも合格します。
この1年死に物狂いで試験に向けて猛勉強すれば望みはあるのです。

それを踏まえて・・・

＞どうやって決めれば…
「何を最優先するか」です。

「浪人しない」事が最優先なら
最も低倍率（それでも一般教科よりは高倍率でしょうが）の都道府県に全力で立ち向かえば良いでしょう。

更に、「地元からどの位離れていても良いか」も考慮して下さい。

例えば、貴方の地元が青森で、最も低倍率なのが鹿児島だった時、鹿児島で就職する覚悟があるか
それとも、福島が鹿児島の倍率の2倍だとして、地元に近い方が良いので福島にするか
…という話です。

親が「どこででも、就職してくれれば」という考えなら
思い切って遠くへ行くのも１つです。

教員採用試験は、日程が重なっていなければ複数地域の試験を受けられるので
よく調べ、なるべく多くの試験を受けるという手もあります。
これは、試験傾向が異なる場合にそれぞれ向けの勉強が必要になるのですが
傾向の違いは各都道府県ごとの採用試験問題集を見れば分かることなので
「大変そう」と簡単には諦めないで下さい。

しかし、親が「地元が無理でも、せめて同じ地方に」とか
「家から通ってほしい」とか、兎に角「近くに」という考えなら
現状の採用試験の厳しさを資料を見せつつ説明し
「遠くに行けば、現役で合格し、就職できる可能性が高い」
「近くや地元の場合、全力で頑張るけれど現役合格は難しい」
と話し、親の意見も聞いてみて下さい。

普通教科なら「講師」として臨時採用という道もありますが
養護教諭にそういう口は殆どないです。

後は、「私立学校」が個別に実施している採用試験を調べて
「養護教諭」の募集がないか探してみて下さい。

ただし、私立の場合
「看護士」「養護教諭」両方の資格保持(予定）者
が応募条件という所もありますので
よく確認して下さい。