どういう就職活動をするつもりでしょうか? それによります。 一般的と思える考え方で言えば、ですが、 大手企業への入社を目指すならば、 「著名美大卒」を、ある意味で資格と考えて良いと思います。 新卒および未経験での就活で優先度が高いとすれば、 資格というより学歴です。 一方、求人要項に特に条件がない企業の場合は 未経験者可のところを探して 作品持参で就活してみてください。 作品の出来にかかっています。資格はほぼ意味はありません。 しかし、派遣会社に登録して働こうと思うのならば デザイン系の検定でも、その他の資格でも 取得できるものがあれば、何でも取得しておいた方がいいです。 小規模なデザイン会社の場合は、 新人を一から育てるだけの余裕はあまりないです。 その場合でも、最低限、専門教育を受けた人が対象です。 未経験者は、就職活動は厳しくなります。 経緯・経験(実質的能力) そのものが審査されます。 資格取得は、能力の裏付けになれば有効なわけですが 例えば色彩検定の3級とからならば、 美大の授業でも習う程度の範囲ですので あえての優位性はないんです。 知識として知っていることは大切にしても 仕事に直接的に役立つものでもないですし。 ただ、勉強すること自体を否定するものではないので 自分自身のスキルアップのためにやろうと思うのであれば 色彩系でもアドビ系でもレタリング系でも、何でもやった方がいいですよ。 やった分は、自分への肥料にはなりますから。
webとDTPのデザイン制作会社を経営している者です。 デザイン会社に7年勤務した後、独立起業して11年経過しました。業界経験18年です。 グラフィックデザインに関して資格は不要です。 持っていて就職活動時に得するような資格は一つもありません。 履歴書にグラフィックデザイン系の資格が書かれていたら、 真面目な人なんだなと思ってもらえる場合もあるといったところでしょうか。 webであれば、国家資格の「Webデザイン技能士1級」だけは、少しは価値がありますが、あれは受検資格がそもそも実務経験7年以上です。 グラフィックデザインについては、資格の勉強をする時間があれば、 実務実績を得ることのほうが、就職活動時には有効です。 アルバイトとか、クラウドソーシングなどなんでも良いので。
美大もデザイン専門学校も出ていない人がグラフィックデザイナーとして採用されるのは相当に困難です。夜間でもいいのでデザイン専門学校に行った方がいいです。
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