○どんな仕事 ①天皇、皇后、その他の皇族の護衛。 これは、外出先などに一緒に行き、身辺を守ることです。 ②皇居、御所、その他の皇室用財産の警備 これは、皇居の門で人や車の出入を管理したり、中で不審な人がいないか見回りをすることです。その他の皇室用財産とは、別荘にあたる御用邸や歴代天皇の宝物が保管されている正倉院なんかのことです。 ③その他皇宮警察に関する事務。 これは、職員の福利厚生や物品購入、新規採用者の教育など、護衛や警備とは直接関係ないけど、皇宮警察の運営に不可欠な仕事のことです。 ○普通の警察と異なること 業務では③以外全部。 もちろん、普通の警察官でもSPと呼ばれる人は総理大臣などを護衛(正確には警護)しますし、原発や空港、首相官邸などを、警備する人もいますが、そういった人はごく僅かです。 服装では、ほぼ一緒。襟章や肩紐が違ったりしますが、違いと言えばそれくらい。 法律的には、皇宮警察は一般警察よりも海上保安官や自衛隊の警務隊、麻薬取締官などに近い、特別司法警察職員となります。 具体的には、一般の警察は国内で発生した全ての事件で警察として権限を行使できますが、特別司法警察職員は特定の場所や犯罪のみにしか権限を行使できません。 海上保安官は海上だけ。 自衛隊の警務隊は基地内の犯罪だけ。 麻薬取締官は麻薬関係だけ。 皇宮警察は皇居内での犯罪や皇族に対する犯罪だけ。 ○どうしたらなれるか 年一回採用試験があるのでそれを受験し、合格したらなれます。 https://www.npa.go.jp/kougu/recruit/exam/index.html ○大変か 分かりません。 業務的には一般警察官よりは楽なのではないでしょうか。
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