警備会社のボディーガード(4号警備)です。 この仕事は、人間力が無ければ、プロとして生活はできません。 用心棒のように、警護対象者の脇で、何かあった時にだけ機能するのではなく、事を起こさせないために常に機能し、警護対象者の行動もサポートする必要があります。 そのため、ボディーガードとしての必須スキルを以下に示します。 こちらを参考に、ご自身で考え、後悔しない道のりを歩まれて下さい。 但し、選択として、一つだけ間違いなのは、日本の大手警備会社にとりあえず就職して、ボディーガードを目指すことです。 ボディーガードになれるどころか、自社での現場が殆どなく(というより、やれない)他業務に回されて、スキル(ボディーガードとしての)も殆ど身に付かずに終わります。 それでは、本題に入ります。 1、法的知識 (最低でも、警備員指導教育責任者資格の合格レベル) 2、ビジネスマナー (言葉遣い、身嗜み、ビジネス作法) ・要人や大企業の役員、一流タレントなどの側近に就くので、当然、これらが出来ていないと警護以前の問題となります。 3、護身格闘術 民間ボディーガードの場合、離脱・制圧技は、特に重要となります。 素手対素手のみではなく、素手対コールドウェポン(刃物、鈍器)、警棒術、対銃器・爆発物も必要となります。 4、救急法 (最低、上級救命講習程度ですが、要救助者に実践できるレベルが必要となります) 5、警護運転技術 技術だけでなく、主要な幹線道路、著名なビジネスタワー、高級ホテル、空港の車寄せ位置など、ハイヤー並みの地理知識が必要となります。 6、英会話 警護対象者はグローバルなので、英会話は必須となります。 7、事務作業レベルでの、パソコン知識 8、簿記2級程度の経理知識 (商業簿記で、工業簿記は必要ありません) 以上が、最低必須項目となります。 因みに、プロのボディーガードの経歴は、元警察官、元自衛官、元フランス外人部隊といれば、全く民間出身者もおり、それぞれで経験を積んだ社会スキルを活かしております。 ボディーガードの訓練機関で民間資格を取るのも良いですが、あくまで基本知識として捉えて、意固地にならないようにして下さい。 ボディーガードで最も重要なことは、何事にも動じず、常に頭を柔らかくできることです。 どの道を経由しても、プロとして生活できるまで、長い道のりとなりますが、成功すれば、稼げて、やり甲斐のある仕事なので、頑張って下さい。
なるほど:6
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