回答終了
心理職を目指している高校三年生です。今、DPATについて興味があり質問させて頂きます。 チーム構成 精神科医、看護師、業務調整員を基本とするが、必要に応じて児童精神科医、薬剤師、保健師、精神保健福祉士、臨床心理技術者などを加えることができる。 (Wikipediaより) と書かれていますが、実際臨床心理技術者がチームに加わる事は結構ありますか? あとDPATで派遣される方々は普段は病院で働いているのですか? あと犯罪事件が起きた時も派遣されると書かれていたのですが、どれくらいの規模の事件だと派遣要請があるのでしょうか? 地下鉄サリン事件くらいの大きい規模からでしょうか? 教えて頂けると幸いです!
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私は、DPATが始動しはじめるときに、東京駅の会場や、国立精神・神経医療研究センターでの研修に心理職として参加しました。後述の「サイコロジカル・ファーストエイド」なども学びました。 それでWiKiにDPATの最初の項目を立ち上げ、その後関係者の皆さんが手を加えていただいて進化していますね。 もともと、DPATは「国立精神・神経医療研究センター」が「ストレス・災害時こころの情報支援センター」としてでやっていたのですが、今は「日本精神科病院協会」に事務局が移っています。現状に近いのはこの「DPAT事務局」です。 http://www.dpat.jp/summary.php 回答1「心理職の参加」: 臨床心理技術者(心理職)が加わることはあります。研修会では、精神科医と心理職、時には事務職が加わる研修もあります。 回答2「普段?」: 各都道府県にDPATを統括する行政部署があり、複数の医療機関(精神科)と、精神保健福祉センターがDPAT部隊として位置づけられています。 つまり、通常業務を行いながら、研修・訓練を受け、いざというときに出かけていきます。 回答3「活動領域」: 地下鉄サリン事件の時にはDPATはありませんでした。 一番大きな契機はもちろん「東日本大震災」です。 直近では、実は新型コロナウイルスで大きな話題となった、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号にも各地から派遣されています。でも、きちんとした防疫準備もないまま行かせられて、国のご都合主義に振り回されました。 DPATと掲げなくても、いざ事故や災害があると状況によりたとえ規模は小さくても、最寄りの都道府県で体制を考え、DPAT的な支援活動を行います。 (例)ヘリコプター墜落事故、バス事故・・・。 追記: 研修内容で欠かせない資料は以下の通りです。実は、エッセンスさえ理解できれば素人でも、それぞれの立場で実践できる内容です。 サイコロジカル・ファーストエイド・・・ 1.アメリカ国立PTSDセンターの日本語訳が「兵庫県こころのケアセンター」HPにあります。 https://www.j-hits.org/index.html https://www.j-hits.org/document/pfa_spr/page1.html WHO版日本語訳は、「国立精神・神経医療研究センター」にあります。 https://saigai-kokoro.ncnp.go.jp/
なるほど:2
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