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江戸時代の農民ってどうやって儲けていたのでしょうか? 本百姓の場合でお願いします。 産まれて成人して毎日田んぼで土い…

江戸時代の農民ってどうやって儲けていたのでしょうか? 本百姓の場合でお願いします。 産まれて成人して毎日田んぼで土いじりです。 収穫しても半分ぐらいは、顔も知らない領主に納税です。残った半分のお米は、商人にお金に換えてもらうのですか? それとも、自家製貯蔵庫とかにちょっとずつためて、後日蔵とかたてるのでしょうか? 農機具だってほとんど木製ですし、人力だから自分たちで修理や制作できますよね? どこにお金を使って、稼いだのでしょうか?

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回答(7件)

  • ベストアンサー

    なにも農民は米だけを作っていたわけじゃないでしょ 野菜や麦、豆などの穀物類、それにタバコや綿花、桑、アブラナやゴマ、茶などの商品作物を作る 例えば絹織物が盛んな地域だと、桑を栽培してそれでカイコを育てて繭を売る 木綿織物が盛んだと綿花 アブラナやゴマは油の原料にだし、町に近い村だと野菜を売る (小松菜だって元は江戸近郊の小松村で作られた野菜だし、京野菜も京都近隣の村で栽培された各種野菜) 蜜柑とか柿などの果物を育てたり、農閑期であれば藁で日用品などを作ったりする 米だって自家消費するだけじゃなくて、売れば金になる (だから米だけを食べるのではなく、雑穀や野菜を混ぜたかて飯にして自家消費分を節約したりもする) 豪雪地帯なら都市部への出稼ぎもある 農具だって金属製なんだから買う必要がある 各種農機具も専門職人の作ったものの方が、作業効率もあがる だから農家も金が必要となる 作業効率が上がれば、生産性も上がり収入も増える そうなるとまた金が必要になる 裕福な農村だと娯楽も豪華になる 例えば祭りに江戸や大坂から、役者や芸人を呼んだりして、そこから今度は自分達で舞台を作ったり、衣装を作って芝居や踊りなどをしたりもする 今でも農村歌舞伎や人形芝居、農村神楽、郷土相撲などが、郷土の伝統芸能として残っているでしょ つまりは農村でも貨幣経済が進んでいたという証拠

    なるほど:1

  • 本百姓といってもピンキリなのですが、いわゆる豪農と呼ばれる身分になると自らは土いじりなんてしません。 広大な農地を一族とか水呑みに貸したりして耕作させて使用料をとったり、換金作物を栽培させて売却するなどしていました。 そんな感じで蓄えた財力で高利貸しをしたりあるいは相場に投機したりと資産運用などもしっかり行っていました。

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  • 江戸時代も中頃になると、米以外に、換金作物(つまり売れる作物)を作るようになります。 米は全て年貢として藩に納めてしまうので、武士も文句は言えなかったんですね。 具体的には「綿」「藍玉」「紅花」、和紙に使う「こうぞ」や「みつまた」、「漆」、「ハゼ蝋」など様々でした。 藩によっては「和紙」や「蝋燭」などは専売制とし、藩が買い上げる所も有りました。

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  • 義務教育の教科書に 「商品作物の栽培が盛んになった」 と書かれてますね。

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