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電気通信・情報系の進路(職業)選択について、悩んでいます。 ①電気系に進み、「電気主任技術者」として就職か院進学②情報系に進み、「システムエンジニア」として就職か院進学 ③電子系に進み、「ネットワークエンジニア」などで就職か院進学 私が通っている大学には、上記の3つの進路コースがあります。 非常に悩んでいるのが、資格が取れて、安定に電気主任技術者で行く。もしくはシステムエンジニアとして流行に乗るか、といったところです。正直、プログラミングは理系院卒でなくても、なれる時代になってきているとおもいます。せっかくなら資格や業務独占状態の分野に入りたいと感じています。 ほかにも職業や進路選択があると思いますが、工学部の電気電子通信系ではどの進路選択が賢いと思いますか? このような場所で働かれている方や、知識を持った方が買いと頂けると幸いです。 よろしくお願いいたします。
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電子工学系はないのかい? 一番希少価値があるはずだが。 家電メーターに入って開発とか。
今いる大学の中での進路選択に悩んでいるのなら、具体的にその学部の卒業生達の進路がどうなっているのか、教授や職員に相談してみると良いと思います。 システムエンジニアやネットワークエンジニアの育成を大学がうたっていたとしても、正直なところ、卒業時点でそれになれるかどうかは疑問がありますから。 本来の意味でのシステムエンジニアやネットワークエンジニアは、専門知識や実務経験を必要とする上級職です。 最近の風潮として、プログラムを作れる人をシステムエンジニアと呼ぶ傾向がありますが、そう呼んだ方が格好よくて人を集めやすいからそう呼ぶだけで、実態はただのプログラマです。 言われた仕様通りにコーディング(プログラムを作成)する作業者がプログラマであり、下級職になります。 それこそプログラマは能力別にピンキリの職業であり、誰でもなれるというのはキリの方ですね。 システムエンジニアを名乗るなら、プログラマとしては高水準の能力を持っていることを前提として、何もないところから「どんなシステムを構築すべきか」提案できて、具体的な仕様まで落とし込める能力が必要です。 例えば銀行のATMシステムを構築するなら、単にプログラムを作れるだけでなく、通信ネットワークや信頼性(暗号化など)技術、ユーザー利便性などの人間工学など、幅広い知識と経験が必要です。 経験というのは学校で学べる理論的な話ばかりではなく、業界で標準的に使われている通信設備がどういうものだとか、開発期間や人員規模がどれくらい必要だとか、そういう実務経験知識を含みますので、卒業してすぐなれるというものでは無いはず。 私の知る限り、プログラマというのは比較的ブラックな職種です。 日本企業には「社員を働かせるだけならタダ」と考える経営者が多く、正しく予算確保できなかったりするからです。 実際には社員を働かせるなら人数と日数に応じて人件費がかかりますし、残業代だってかかるのですが、タダだと思っているから顧客から修正作業などを気軽に安請け合いして、無料で社員を働かせようとするのです。 それを1ヶ月でやるなら最低5人は必要だと言っても、でも人を増やす予算なんてないから1人でやれとか平気で言う上司は結構います。 そのくせ、できなくて顧客に謝りに行くのは安請け合いした上司ではなく、実際に働いているプログラマですので、ストレスで心を病む例も少なくありません。 そんな会社ばかりでは無いですが、上級職のシステムエンジニアも含めて、ソフトウェア業界は全体的にブラックリスク高めだと思います。 ネットワークエンジニアは、ネットワークシステムの構築や保守管理する人達ですね。 少なくとも構築の方は実務経験がないと話にならないと思いますが、管理する方なら新卒でも大丈夫なのかな? 数百人規模の社員を抱える企業にとって、ネットワークの安定運用は生命線です。 通信速度が半分になれば、それを使っている社員全員の仕事速度も(通信待ち時間によって)半分になりますし、最悪は全てストップすることもあります。 業務内容により違いはありますが、1日止まった時の損失金額は数百万円から数十億円まであります。 損失は社員の給料ばかりでなく、社員が運用している設備費用や、社員の生産物を使用する予定の下請け企業まで業務停止するので、わりと簡単に高額化します。 そしてネットワークというのは、結構頻繁にトラブルが起きます。 例えば誰か1人がネットワーク設定を間違えたパソコンを接続したとか、誰か1人が想定外の大容量通信をやってシステムダウンしたとか、誰かが昼休みにエロサイトにアクセスしてウイルス感染したとか。 もちろん社外からの不正アクセスもありますし、社内から機密情報を漏洩しようとする社員の監視も必要です。 そういうのを常に監視して、トラブルの際は問題箇所を特定して原因を排除しなければいけないため、かなり幅広い知識が必要です。 例えば、誰かが作業を簡単にやろうとして、家から持ってきた個人のノートパソコンをネットワークに繋いだなんて、誰にも予想できません。 それでも社内のネットワークを細かい領域に分割して、どの領域で不正なパソコンが接続されたとか、どんな内容の通信をやっているかとか、そういう調査により原因を特定できないといけません。 最後に、蛇足ですが「エンジニア」という呼称についてです。 日本では「技術者」程度の意味で気軽に使われていますが、それは日本限定の話です。 海外でエンジニアと言えば、工業大学の工学部で学位を取得しているという意味を含みます。 日本では、誰でも素人がプログラムをかじればシステムエンジニアと名乗ったりしますが、海外でそのまま名乗ると一種の学歴詐称になりますね。 少なくとも、エンジニアと聞いた側としては「結構すごい人が送られてきた」と解釈します。 そういう意味で、海外でも活動するつもりなら、工学部で学ぶことそのものにも価値があります。
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