離職率は高いですよ。 でも10年15年前よりは新人アニメーターの待遇は良くなっています。 私が動画の時はみんな当たり前のように完全出来高で月に2~6万が当たり前でしたからね。 長時間労働に加えて低賃金では続けられないのも仕方ありません。 今は動画補助として月に5~10万の補助が出るところも増えてますし、 元請け会社が東京本社とは別に作画スタジオを地方に作る動きも加速してます。 鬼滅の成功もあってのユーフォースタイルです。 今までは韓国や中国に当たり前のように仕事を出して、大量のリテイクを国内スタッフ総出で直すというのが風物詩でしたが 今は海外の平均賃金が上がってきてるので、わざわざ下手な海外に国内と変わらない単価で出すメリットが無くなってきました。 国内で動画から育成して質の高い仕事を確保した方が、今後生き残りが図れるとの算段もあると思います。 私もそう思います。 というわけで、動画補助が出る会社が増えましたが それでも離職率は微減した程度です。 知り合いが動画から育てていた三人は、1人は地元に帰り、1人は会社の先輩アニメーターと結婚して辞め、1番見込みのない下手な子だけ残ったという、無惨な結果に。 自分が席を置く会社にも四月から4人の新人動画が入りましたがどうなるやら。 生活苦の問題が解決されても離職率が変わらないのは アニメーターの仕事が、毎日毎日12時間以上絵を描かないと、成長しないからですかね。 この、来る日も来る日も絵ばかり描いてる生活っていうのが、どうやら辛い人が多いようです。 学生時代は毎日描いたとしても、学校や習い事の後に数時間描いてただけで済んだものが アニメーターになると本当に好きなだけ、なんなら何日でも泊まって死ぬほど絵を描ける生活になるのですが そこで始めて「あ、自分はそこまで絵を描くのが好きではなかった」と気付く人が多いようです。 昔は低賃金による生活苦が解消されれば解決するのに、と単純に思ってましたが、どうやらそうでもないようです。 やっぱりこんな生活は、死ぬほど絵を描くのが好きか、アニメを作るのが好きな人でないと続かないんでしょうね。
なるほど:6
ありがとう:1
同僚の友達のアニメーターは「仕事がキツすぎて辞めた」みたいな話を聞きます。 給料はまだしも、やっぱり仕事の量が多くて休む時間が無いのはキツいと思いますよ。
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