元採用担当のおぢさんです。活字で手短に書きますので、厳しい感じがしたらご容赦くださいね。 >就職ナビサイトの合説について本当に役に立つのでしょうか? 役に立つかどうかはその人次第ですね。なぜそうなるのかを、順を追って説明しますね。 まず、7~8年前までの合説は大盛況でした。ネット就活になっていたとは言え、直接会って得られる情報には意味がありますし、何よりアベノミクス前で就活自体が大変でしたしね。また、今のようにインターンシップがたくさん開催されてはいなかったので、3年生の年度またぎあたりからの就活スタート感が学生・企業ともにコンセンサスされてました。 ただ、現在は状況が一変しています。どこの合説でも、過去より右肩下がりで参加者が減っています。理由としては、3年の夏期インターンシップ(今年から1DAY仕事体験含む)の時点で、ある程度の志望先を決めて動いている人が多いからです。志望する業界や企業を十分に検討して決めた人が、多くの業界が集まるイベントに参加する意味は薄いでしょう。個別の説明会などに参加したほうが意味がありますから。 もちろん、インターンシップから早期選考そのまま入社へ繋がる人も激増していますから、合説の時期に参加対象者の母集団が減っていることも参加者減の原因と言えます。 また、優秀人材の多くは、就活の動き出し時期が早いのです。これは、おぢさんの頃から変わっていません。もちろん、ゆっくりと動く大物も後半戦に何%かはおられるのですが、採用にもコストが掛かりますから効率的に採るには3年生時の接触が昨今では大きな機会となっているのです。 つまり、大手メディア系が就活解禁から開催する合説の時点ではめぼしい人材が少ないので、大手や人気企業がどんどん合説参加しなくなっています。これも、合説参加者減の要因の一つですね。中小企業でも人気のところは選考スケジュールをさらに前倒ししていて、就活解禁の頃には採用が終わっていますから、これまた合説に参加する意味がなかったりします。 結論です。それでも、十分に行きたい方向性が決まっていない人は、出会いの可能性を高めるために参加する意味はあると考えます。いろいろ見て回るだけでも、職業理解の足しにはなりますし。ただ、前述の通り、自己分析と職業理解ができているのならば、説明会やインターンシップで直接関わった方が効率的といえるでしょう。 蛇足ですが、就職って結婚に例えられますよね。インターンシップ・個別説明会が恋愛アプローチならば、合説は集団お見合いです。どちらが自分にとって幸せな結婚につながるかは人それぞれというところでしょうか。
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