判りやすい例で言うと、一般家庭の遮断器は20Aで、15Aコンセントが20個付いてるからじゃあ300Aの遮断器を付けようって話にはならないよね? 大元に流せる許容電流には変化ないんだからさ。 30Aの遮断器が付いている幹線に60Aまで電流を流す事を許せば遮断器動作する前に電線が燃える。 定格に対する実際の使用量の割合を需要率と言うが、それは50%を超えるような運用を普通はしないよ。 動力負荷の電源オン時の突入電流は6から8倍程流れるって事を覚えているかな?励磁電流って奴。 それを踏まえて遮断器は瞬時動作をしないが、そうであっても本来30Aの遮断器で運用している機器を倍の定格遮断器で使えば、過電流事故を的確に遮断出来ない。本来大元で遮断されるモノが遮断が遅れれば機器が破損してしまう。 以上の事から、何本に並列運用をしようが一次側の遮断器容量を増やす根拠にはならず、もしそうしたいならまず一次側幹線の処置が必要。 そもそもそんな面倒な事をするくらいなら、幹線を増設するのが普通。 どの道そんな運用をするなら並列二次側にも遮断器は必要になるよ。 ハッキリ言ってしまうと、そう言った自家用電気工作物(だと思うが)の電気設備の運用の決定は貴方が考える事じゃないな。 ここに質問する前に電気技術主任者にそう言った運用をしてもいいのか?を聞いた方がいいよ。いなければそう言う立場の人。
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