海外で商用航空機免許や自家用航空機免許を取ったらそれはどこの国でも有効なのでしょうか？

Question

海外で商用航空機免許や自家用航空機免許を取ったらそれはどこの国でも有効なのでしょうか？

Answer 1

どこの国でも操縦ライセンスが有効と言う訳では有りません。
国際民間航空条約の締約国（ICAO）で取得したライセンスを
所持していれば、国際線に乗務して目的地や経由地の国の資格を
個別に取得しなくてもいいように、一時的に立ち寄る場合は
ICAO加盟国の資格であれは自国の資格を有すると見なす国が多い。
日本人が海外でライセンスを取得してその国エアラインに就職し、
日本に飛んで来たり中継地として離着陸する事は可能です。
しかし、日本の航空会社に就職して飛ぶ場合には日本のライセンスに
書き換える必要が有ります。
事業用操縦士免許（商用航空機免許では有りません。）を他の国に
書き換える場合は、その国の言葉で航空法の試験を受け、一部の
実機での試験を受けなければなりません。
国際線で一時的に外国へ立ち寄る場合にはどこの国でも有効です。

Answer 2

どこの国でも有効というわけではありません。
航空法施行規則第五十条によると、「国際民間航空条約の締約国たる外国」と
なっています。

↓航空法施行規則第五十条

国土交通大臣は、国際民間航空条約の締約国たる外国の政府が授与した航空業務の技能に係る資格証書を有する者については、申請により、学科試験（別表第三に掲げる国内航空法規に係るものを除く。）及び実地試験の全部又は一部を行わないで技能証明、技能証明の限定の変更、航空英語能力証明、計器飛行証明又は操縦教育証明を行うことができる。