ハウスメーカーを含む在来住宅の大工の話をします。 プレカットのおかげで下小屋なしでギザミナシなので1~2年程度の修行で可能です。修行とは、誰か大工について、“低賃金で力仕事やります。大工仕事教えてください!この道具でコレをヤレ,とか言われガンバって失敗したりでしょう。 そして、修行は作業員ではありませんからアナタは夜は、大工の本等読んで伝統の詳細の納まりを学んだり、使わなくなっても鑿や鉋の砥ぎ仕立てにガンバっる日々です。休日は再度現場に行って先輩方の仕事を見学したりします。ただ、問題なのは、ハウスメーカーの専属大工ですと納まりが統一ですのイロイロな在来工法の会社を手掛けるとかが、修行の理想です。 そして、ひとりで上棟後から大工工事完了まで出来る自信が出来たら、独立できます。昔は、屋根の隅木と階段造作と伝統和室課題でしたが最近はプレカットで階段であり、同じ屋根のカタチでかたを覚えたら簡単、伝統和室はめずらしい時代なんです。この三点が出来たら信用はアップします。 在来の請負会社から、坪○○円で大工工事の請け負いが出来るわけです。 ただこのケースで問題なのは、資金でしょう。 ・車一台=中古も可だか責任期間に壊れない事で軽のバン型やワンボックスが理想です。雨風と防犯も考慮。 ・電動工具=インパクトから丸ノコにスライドにエア工具としてコンプレッサーに各釘打ち等 ・手道具=玄能と鑿と鉋等。最近は、最小の数だが持っていないとね。 車を50万円中古で道具類を100万円でナントかでしょう。 そして、仕事を求めて各社の監督に挨拶して仕事を初めても完了後に支払いとか、となります。当面の生活費と器具損と車類の経費は必要となります。 独立に2から3百万円かかります。しかし、順調となれば、モロモロ経費を引いても一日あたり一万五千円以上の収入となります。 ・独立資金が乏しい場合は、親方大工が請け負って、その下に手道工とインパクトと丸ノコ程度で現場に行き仕事をして12,000円とか。 ・老大工の元で修行していたら、棟梁大工より「あとは年金生活だから、車と道具類を150万円で売るし取引先に推薦しましょう。借用書書いて月五万円を三年支払いでどうだね」とか ○メーカーの大工や建売の大工とは、最近は高齢化していますからおススメです。ケガに注意し腕をあげたら信用を得てそれなりの収入となります。 腕をあげるコツは、鑿鉋の砥ぎの仕立てと伝統的にイスとか机と本箱とかイロイロ作っていると精進します。
なるほど:1
最近の木造だとかけやは使いませんが・・・昔のような職人は余りいませんね。 建築方法が変ってしまいましたから・・・でも本気でやっていれば道は開けます。 どんな仕事でも若いうちは生活のためです、一生懸命やっていれば努力が実るでしょう。 簡単に辞めるようでは何をやってもダメですね・・・ とにかく収入に見合わない生活はしない、少しづつでも貯金する。 何を買ってもローンは組まない、家を買う以外は全て現金で買う。 家計簿は必ずつける・・・頑張れ・・・そうやって年を取れば楽に暮らせる。
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