解決済み
31歳の男で外科医をしています。人生・仕事の悩みです。【これまでの経過】 元々医者になりたかったわけでもなく、かといって何かやりたいこともなく、勉強ができたから、兄弟が医学部に入ったからという理由で何となく自分も医学部に入りました。 中学生の時にリーダー格と喧嘩になってから1年間友達グループから無視されたり嫌がらせをされるようになったり、大学生の時に親友と彼女が浮気してそのまま乗り換えられたり、といった経験から人間全員が生きる価値があるとは思っていません。 周りに合わせて一生懸命勉強して医者になり、どんどん能力が向上するのが楽しくてこれまで7年間ひたすら仕事を覚えようと頑張ってきました。論文も人一倍書いているし、読んでもいます。覚えるべき基礎をしっかり学べば将来楽になると考えて体力のあるうちに頑張って、資格もできる限り取りました。 【悩み① 成長の実感】 しかし、一通りのことができ、日常業務も想定内の出来事しかなくなり、論文を読んでいても知っていることや日常業務には生かせないことばかりになり、成長が実感できず充実感がなくなって楽しくなくなってしまいました。 【悩み② 自己重要感】 同期よりも優秀という評価はありますが、2・3年もすれば大した差はなくなると思っています。数年前まではチームの人数が少なく、若手でも役に立っている実感がありましたが、人数も増え自分が休んでも仕事が回る状況となり、日常の中で自分の必要性を感じられません。 【悩み③ 仕事の意義】 そもそも、昨日今日会った他人がどんなに苦しんでいてもあまり助けたいという感情がわきません。共通の知人がいたり、何度も話したりしているうちに親近感がわくと力になりたいという気持ちになりますが、仕事だからといって自分も疲れているのにどんな人間も助けたいとはやはり思えません。一人で論文を書いている時はイライラしつつも充実感を感じられますが、自分の書いている内容は他の誰でも書けるように感じることもあります。 【試したこと① ボランティア】 発展途上国で手術をしている日本人の先生のお手伝いを1週間してみました。その先生は活動について熱く語っていましたが、恵まれない人々のために働いている自分に酔っている感じがしました。正直日本のレベルでは手術は上手くなく、居場所を見つけるために自分を納得させているように思ってしまいました。 【試したこと② 指導】 教えるのが上手い自負があり、後輩教育に力を入れてみたこともあります。教えるのも後輩が成長していくのも楽しいのですが、先輩風をふかしているような自己満足のような感覚があり、複雑な気持ちになります。 【試したこと③ 傾聴】 患者さんと会話する時間を多くとり、しっかり話を聞くようにしたこともあります。時々、なんでこんな人を助けないといけないんだろうと思う場合もありましたが、自分がどういう人の助けになっているのか実感でき、患者さんからも先生で良かったと言ってもらえることもあり、嬉しかったです。しかし、患者さんのためのようなふりをして自分の充実感を満たしていることにやはり偽善のような感覚がありました。 【お聞きしたいこと】 何人かにこれらの悩みを相談したことがありますが、偽善だろうと何だろうと医者という仕事は人の役に立っていて素晴らしいじゃないか、という意見がほとんどでした。 それはそうかもしれません。しかし、自分の悩んでいるこの感覚は、医者という仕事の意義や人の役に立っているかどうかということとは関係がない内的なものです。自分でもとてもめんどくさい、ひねくれた考え方をしている自覚はあります。 他の業種の方でも仕事に慣れてきた頃に同様の悩みにぶつかることがあるのではないかと考えており、色々な方の意見を聞きたいです。 このままなら出世コースではありますが、それほど出世欲が強いわけでなく、それよりも自分がこのまま外科医として働くことの正当性・妥当性が欲しいと感じています。
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仕事以外の世界を持つべきだと思うけれど。医者は収入と割りきってやりたいことないですかね。
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