周囲を見るに、そんなことはないと思います。教授選に出すタイミング、居住したい地域 (家庭の事情含む) 辺りで決める人も多いと思います。大学に比べれば、研究成果に対するプレッシャーはないので、研究を事実上引退される方はそこそこおられますが、継続している方もおられます。研究を継続している方で、旧帝教授に引き抜かれる人もいますし、私の分野だと東大や京大教授がしょぼいので、高専の教授の方が余程いい研究をしていたりもします。 研究と言う視点で見れば、研究以外の拘束時間は、地方国公立や上位私大と似たような感じだと思います。本科レベルでも中堅以下の私大の学部四年生よりは優秀ですし、専攻科になると中堅国公立の卒論生より優秀な場合が多いです。 学生がレベル順で大学や高専別に並んでいるのに対し、日本の教員採用システム上、教員はレベル関係なくランダム配置なので、国公立大ならば、平均すると大学も高専も教員の質の差はないと思います。残念ながら私大は深刻な教授も多いですけど、それでも優秀な教授は一定数います。
なるほど:4
研究よりも教育に関心が高い方は、大学よりも高専に魅力を感じることもあるでしょう。学生数が少なく、しかも若く柔軟性に富んでおり、学力も上位レベルです。小規模な私立大学で基礎学力に疑問のある学生を対象とするよりもやりがいを感じられると思います。 研究者としては、修士・博士に相当する学生がいないので、卒研生の指導や研究の継続性に難点がありそうですが、専攻科生を確保できればどうにかなりそうです。もちろん、機会があれば大学に移動する方もいると思います。 国立大学、特に難関国立大学は多数の博士号取得者を輩出するので、十分なポストがありません。教授が10年間在任する間に博士を20人育成すれば、少なくとも19人は他のポジションを求めることになります。
なるほど:2
いま高専には専攻科がありますから,大学教授と 高専教授の研究環境については,それほどの差は ありません。確かに学生の研究スタッフのレベル が若干下がるかもしれませんが,実際には,高専 専攻科から大学修士に入学できる学生は優秀です。 ですから,高専教授も立派な研究ができる環境に おられます。実際僕の知人たちも僕より論文を書 いたりしてます。 博士号を取得できそうなときに,その分野の大学 教員公募が無く,比較的いい高専の公募があれば 応募しますよ。プーでいるよりはよっぽどいいで すし,そこで業績を作って,数年後に大学教員の 公募に出す人もいますから。
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