解決済み
クリエイティブ職の業務フローや会社の体制について。私が力不足で上長の要望を汲めないのか、業務フローや会社の体制がおかしいのか、他社を経験したことがなくわかりかねるため、同業種の方にご意見伺いたいです。 美術系の大学の新卒でインハウスのクリエイティブ職に就きもうすぐ1年になる者ですが、上司の要求に付いていけず、悩んでいます。 業務内容はDTP・Webの広告の制作です。 従業員数は全員で6名ですが、制作職のメンバー3名(CG担当の先輩①、2Dイラスト担当の先輩②、DTP・Web担当の私)は地方の事務所におり、社長や副社長、事務員など3名は東京本社にいます。 東京本社の方とは毎朝テレビ会議で朝礼をする以外では面接でしか直に会ったことはありません。 業務の流れとしては 社長から制作物の依頼→制作物を誰かしらに見せて修正しOKをもらう→社長に見せてOKをもらう→リリース といった感じです。 ただ、小さな会社で業務フローが確立していないこともあると思うのですが、最終的に決定するのは社長なのに、 毎回制作物を見せる先が先輩のどちらかだったり、副社長だったりして、定まっていません。 そのため、社長以外の人がOKを出しても社長がNGを出すというのが常です。 確かに社長にも社長の仕事があるため、いちいち見ていられないと思うのですが、正直先輩達や副社長と社長の求めるテイストが180度違う、目指す効果がまったく違うことが多くて、他にやり方はないのか?と考えてしまいます。 各人で目指す形が共有できていないのに、制作物を見せてOKをもらう人が毎回変わるというのはどうなのか?と疑問に感じて、社長や副社長に伝えたのですが、 「そこまで時間をかけられない。そう思うなら具体的な改善案を出して欲しい」 と言われてしまい、確かにそれぞれ仕事があるため無理な話かと考え、話が止まってしまっています。 しかし、先輩方にOKを出されても、社長がNGを出すと、先輩方も「言ったけど直らない」と言い出すので、それもどうなのか?と感じています。 修正して直っているからOKを出してると思っていたのですが、後から社長に合わせて意見を変えているように見えてしまってモヤモヤして…。 社長から「言われたことをやるだけではデザイナーではなくオペレーター」と言われて、確かにそうだと感じて、自分なりに指示を解釈して制作すると「そうじゃない。なんで言ったことと違うことをするの?」と怒られてしまったりと、噛み合わないことが多いです。 そんなことが続いて、どう形にしたらいいのかわからず、制作時間がかかるようになり、毎朝朝礼で名指しで叱られるようになってしまいました。 周りに相談できる人がいればいいのですが、他の先輩達はCGや2Dイラスト等、まったく違うことを担当しているため私の業務内容を把握しておらず、相談をしても「私達には何もできない」と言われてしまいます。 なので社長や副社長に相談したのですが「なんで周りに先輩がいるのに聞かないの?こっちも仕事があるからそっち(事務所)で完結させてよ」と言われてしまいました。 当初は同時期に入社した方がふたりいて、どちらも制作会社での経験がありDTP・Webを担当していたのですが、どちらも半年程で退職してしまいました。 バナー制作の際に社長が求めるものを誰も作れなくて、社長が自らペイントで蛍光色のバナーを1分で作って見せて、「こういうのを求めてる」と言われてガックリきた…という話もあったり、 今の私のように朝礼で名指しで叱責されたりして精神的に参って辞めてしまった方もいました。 小さい会社だとそうなりがちなのだろうとは思いますが、オーナー会場で、社長と副社長は夫婦、事務員さんは親戚、先輩達は同じ学校出身で上が知り合いで固まっている感じで、後から入社した経験者の方達や私は外様のような雰囲気なのもやりづらいです。 基本リモートで朝礼でしか本社の方とは話さないため、人となり度外視、成果物でしか評価されない実力主義の会社という風に社外の方からは言われたのですが、私の目から見ると身内は評価するけど身内とみなされてない人達には辛く当たっているようで疑わしく感じます。 先輩達や本社の人達のミスを指摘しても庇うのに、中途の人達がミスをすると朝礼で責めるとか、そんな感じで。 私は辞めていった方達のように豊富な経験があるわけではないので最低1年は頑張ろうと思っていますが、正直このままここにいても状況は変わらなさそうだし、スキルが付くとも思えないため、転職も視野に入れています。 しかし1社しか知らないのでクリエイティブ職の会社はみんなこんなものなのかな…という気持ちもあって、他所がどのようなものなのか知りたいです。 よろしくお願いします。
187閲覧
映画やアニメなどの3DCGを作ってる者です。現在フリーランスでキャリア的には10年くらいです。質問者さんの業界とは幾分違いますが、デザイナーという部分で回答してみます。 正直いってこの手の、人によって出す修正が違って誰の意見を指針にすればいいかわからず修正が2転3転する、というのはよくある話です。アニメ制作なんかでもしょっちゅうです。ですが、よくあるからそれがいいわけではないです、全然。はっきり言って時間のムダ(お金のムダ)です。そして問題なのは10人にも満たない小規模のチェック体制やまともな制作フローを考えられず、作り上げられない社長も無能だし、そこに異を唱えて改善していくこともできない先輩も無能です。 「言われたことをやるだけではデザイナーではなくオペレーター」というのはもっともそうな意見で確かに間違いではないですが、それも内容によります。例えば戦闘機のCGモデルを作るのにハッチを留めてるビスの一つまでデザインがないと作れません、と言われたのでは困るものですが、質問を読む限りそういう感じではないですしね。 普通1年以内というのは基本的に1人月分の戦力として考えません。たしかに言われてないこと、教えてもらってないことはできません、ばかりで自主的に専門書を買ったり調べもせず1から10まで質問ばかりされると、こいつは私のことをグーグルかなんかだと思ってるのか?と言いたくなったりしますが、逆に言えば、そういったテクニカルな部分は時間の許す限り自分で調べてみなさい、どんな調べ方をすればいいのかというのも勉強になるし、調べる途中で新しい色んな発見もあるからと教えます。その一方で、クライアントや監督がどういうものを求めているのかわからないのであればそこをまずしっかり質問してイメージを共有しなきゃだめ。それがわかってないうちにやっても時間の無駄にしかならない、と少なくとも私の部下に着いた人にはそのように言っていました。 少人数の会社というのは利点や欠点、いろいろあるものですが、基本的に欠点のほうが多いものです。同じ学校の出身者が初期メンバーというのは立ち上げ時にはどうしても仕方ない部分かも知れません。そう簡単に新しい優秀な人材というのは確保できないものです。しかし、新しい人材を確保したのなら彼らが辞めていかないように社内を作るのが社長の仕事です。 デザイン会社の財産はデザイナーです。それがわからない会社は10年たっても人が定着せず規模も伸びず、同じような半端仕事を延々と繰り返してるだけで、気づけば偉ぶってる人間が同業他社の悪口を言ったり新人が使えない、と言ってるだけです。会社が残ってるうちはいいほうで、なくなる、ということもよくあります。 私の場合ある程度キャリアがあるのでダメだなと思う会社からはさっさと身を引きますが(というかそもそも近づかない、巻き込まれないように細心の注意を払う)1年未満だとそういった考えをする自分がダメなのかと思う時期しれません。 しかし文面を読む限り私なら辞めますね。もし今10ヶ月くらいなら、物事に耐えるという修行をしている、という思いであと2ヶ月やって辞めます。
< 質問に関する求人 >
オペレーター(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る