民間企業で言えば、一般的に「勝ち組」は高待遇な一流大企業の大(院)卒総合職正社員でしょう。 そして、高待遇な一流大企業の高卒正社員が続きます。 また、大規模企業と小規模企業の待遇は少しどころか大きく違います。 生涯賃金の統計値を調べれば、大雑把ではありますが大体次の様になります。 S:大規模企業(従業員1000人以上)・大卒正社員 A:大規模企業・高卒正社員 B:中規模企業(従業員100~999人)・大卒正社員 C:中規模企業・高卒正社員 D:小規模企業(従業員10~99人)・大卒正社員 E:小規模企業・高卒正社員 また、給料以外の福利厚生(特に年間休日)という面でも、大規模企業の方が有利な事が多いでしょう。 ※優良大規模企業なら年休は125日以上が普通です。他に比較的自由に使える有給があります。 それゆえ、私の地元の工業高校等では『成績が悪くて優良企業に就職出来なかった人がFラン大学に行く』とさえ言いますよ。 ✷注意 統計上の話なので例外も多々ありますが、大卒でも高卒でも大規模企業に就職するのと小規模企業に就職するのでは、生涯賃金が1億円ぐらい違う事が普通にあります。 ですから、高校では進学・就職に係わらず一生懸命死に物狂いで勉強を頑張る必要があります。 人生は競争ですので、そこで頑張れるか否かで人生が大きく違ってしまう危険があります。(大学に進学した場合は、大学でも頑張る必要があります。一流大学に進学しても、気を抜くと底辺に落ちる危険が増大します) 〈参考〉 私の地元の超一流大企業の50代前半の高卒正社員の平均年収は840万円ぐらいです。 同じ企業の50代前半の大卒正社員の平均年収が1150万円程度と差がありますが採用基準が大きく違います。 知人がその超一流大企業の院卒総合職ですが東大院卒(工学系)です。 対して、高校新卒なら偏差値45ぐらいの高校からでも、成績がトップクラスで出席状況が良好なら正社員で就職のチャンスがあります。 他の高待遇な一流大企業も大(院)卒総合職として就職するのは非常に大変な事です。 実際に、私の知人で高待遇な一流大企業に大(院)卒総合職として就職している人は、皆一流大学の工学系院卒です。 それゆえ、普通の学力の人が下手に大学に行くより、チャンスがあれば高校新卒「指定校求人」で高待遇な一流大企業に正社員で就職するのも有力な選択肢の一つになると思います。 実際に、ネットで『○○株式会社平均年収』と検索すれば、50代前半の高卒正社員の平均年収が分かるでしょう。 ※トヨタ自動車の平均年収も上記の超一流大企業と大体同じぐらいですよ。 ◉中小企業の大卒・高卒正社員は派遣社員や期間工より少し上だと思います。 また、今のコロナ禍で分ったと思いますが、非正規社員は不況時に切り捨てられる危険が大きいですよ。
なるほど:1
就職する時点で「負け組」です。「勝ち組」は投資家や経営者、起業家であって、許容されるのは修行のため短期間雇用されるケースなどに限られます。
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